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紺 をのへ
2022年8月14日 07:34
自分の価値を収入の金額で測っていた30代の頃低学歴、資格も持っていない私は働く時間帯と時間の長さで少し多めの給料を得ていた。こんな私でも頑張ればこれくらいは稼げる。そう思った。男の人にも負けたくなかった。男の人並みに稼ぐことが一人で生きていくには必要だと思い込んでいた。そんなある日顎に太い毛が二本生えているのに気が付いた。「ん?・・・ヒゲ?」すぐ抜いた。その後また生えた。
2022年7月30日 08:06
先日、健康診断を受けた時レントゲンの写真を見ながら病院の先生は「特に問題はないですねー。」と言い、その後何を言っていたのかはおぼえていない。死んで残るのはこの骨か。自分の骨が写った写真を見ながらそんなことをぼんやり考えていた。私は自身の「お骨」も「墓」も「葬式」もいらないと考えている人間だ。私が死んだら、誰かの記憶の中の私も共に消えてなくなって欲しいとさえ思う。生きた証など