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幸せってなんだっけ?

やっと涼しくなって来たことが一番の理由だが、体調も戻ってきたこともあり、時々日中に散歩をしている。
踏み台昇降運動とはまた違う筋肉を使うので、結構しんどいが。

さて、2枚の写真を見て先ずは色々と想像してみて欲しい。

休憩中
ラジコンヨットのお爺ちゃん

近くに大きな河川敷があって、常に散歩をしているお年寄りが多数いる。
他にも青空で将棋を指してるグループ、太公望、ランニング、サイクリング等など、思い思いの過ごし方をされている。
少しだけ、下のラジコンの方が背中が楽しそうじゃないですか?

でもどちらかと言うと、9割以上が上の写真の感じだ。

みなさん、一様につまらなさそうなのだ。
そりゃ、自分の将来もお金持ちではなさそうだし、大した事はないと思う。
だが、天気が良くて穏やかで平和だったら、それだけでなんだか少し幸せな感じがしないだろうか?
もちろん、人それぞれだから余計なお世話なんだけれども。
どうにも、「散歩しか仕方ないからしてる」感が強い。
もしそうだとしても、そこに何か楽しみや喜びを小さくても見つけると、風景も雰囲気も大きく違ってくると思うのだけれども。

私は図書館に行って、飲み物買って途中のベンチで音楽聞きながら借りた本を読み始める。
何だかとってもリッチな感じがする。
近くに大きな川と、ベンチがあるのはとても良い環境だと思ってる。
歩けば

ちょっとこんな花も見つけられたり。
最近はカメラで撮れば、何の花かもスマホが教えてくれる。

一生懸命漕いでるお母さんを見て、何だか頑張ってるなー
今からお迎えとかで急いでるのかな?
なんて、想像してたら楽しい。

こんな風に鵜が羽を乾かしてるのが見れたり。
結構それぞれの個性があって、見飽きない。
仲間にやたらと絡む奴、絡まれる奴。
少し離れた所が好きな奴。
なんか、フフフってなる。

そうやって視線をずらせば楽しい世界があるのに。

そんなに仏頂面して歩かなくてもいいのに。
そんなに侘し気にならなくてもいいのに。

会社以外に何もないのかなぁ…と感じてしまう。

だから、自分は何かに少しでも興味が持てるように、これからもカメラを持ち歩きたい。
被写体探しは興味がないと出来ない。
特にスナップはそう。

勝手な偏見で言うと、高齢の方のカメラの使い方はちょっと偏ってる。
時季の花を撮るのは良いけど、名所に行って迷惑行為も厭わず三脚立てたり、奥に入ったり。
スッとスナップの人は少ないかな。
その辺りは白洲次郎辺りを見習って欲しいものだ。
そんな高機能の大型カメラを買わずに、小型軽量でライカとかで十分楽しいと思うけどなぁ。

別に誰かと群れなくても、ただの散歩でも、日向ぼっこでも、何でも楽しもうと思えばいいだけ。
今日は缶コーヒー買って行こうとか。
降りた事のない駅で降りて歩いてみるとか。
お金が無くても、クルーズ船に乗らなくても幸せな一日は過ごせると思うのです。
必ず名所や、名物が無くても遠くでなくても楽しいのです。

だって、自分ってスターでも金持ちでもなんでもない、ただの市井の人間なんだから、その大きさの幸せを探せばいいのです。

いつまでも、小さな事に興味が持てれば・・・



自己肯定が爆上がりします! いつの日か独立できたらいいな…