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こむぎこ
2020年11月23日 08:16
これは、私の考えたショートストーリーです。君の笑った顔。君の拗ねた顔。君の優しい声。君の綺麗で細い指。君の真っ直ぐな瞳。君の寂しげな横顔。君の……。あの夏の終わりの頃、秋の始まりのような冷たい風が吹いたあの日。バカみたいにつまらない先生の授業を受け、友達とたわいも無いことで笑って、1日が終わる。放課後になればみんなよりも遠いとこにある家がある君と私は大体いつも
2020年11月18日 22:37
まだ紅葉し始めたばかりだというのに秋の匂いが薄まって冬の匂いが強くなっていくこの頃。私はこの季節が1番好きだ。夕日に照らされた人や木、マンションやビルの影が綺麗でちょっぴり冷たい風が気持ちくて匂いまで全部好きだからだと思う。景色が本当に美しいんだ。最寄りから家までの15分そんなことを思いながら彼の待つ家へ向かう。「ただいま〜!」私はいつも家に帰るとそこそこ大きな声