マガジンのカバー画像

家庭に一冊の必需品『廣益秘事大全』解読

29
日常生活で知っておいたほうがなにかと得をする、そんなさまざまな知恵を網羅した家庭用百科事典です。へぇ~と思わず口にしてしまう、目からうろこ的な新発見が満載です!
運営しているクリエイター

#日本史がすき

船酔いしない方法など旅中の心得いろいろ。古文書『廣益秘事大全』解読⑱

嘉永四年(1851)の古文書『廣益秘事大全』から、奇巧妙術類「生活の豆知識編」解読の第18回…

醤油の良し悪しを見分ける方法とは?古文書『廣益秘事大全』解読⑰

嘉永四年(1851)の古文書『廣益秘事大全』から、奇巧妙術類「生活の豆知識編」解読の第17回…

お酒に酔わない方法・酔った時の対処法。江戸時代の古文書『廣益秘事大全』解読⑯

嘉永四年(1851)の古文書『廣益秘事大全』から、奇巧妙術類(生活の豆知識編)の第16回目で…

お腹の中の子の性別を知る方法とは?江戸時代の古文書『廣益秘事大全』解読⑮

嘉永四年(1851)の古文書『廣益秘事大全』から、奇巧妙術類(生活の豆知識編)の第15回目で…

酒・塩・砂糖・非常食にまつわる秘伝。江戸時代の古文書『廣益秘事大全』解読⑭

嘉永四年(1851)の古文書『廣益秘事大全』から、奇巧妙術類(生活の豆知識編)の第14回目で…

柿は日本の大切な食材!江戸時代の古文書『廣益秘事大全』解読⑬

嘉永四年(1851)の古文書『廣益秘事大全』から、奇巧妙術類(生活の豆知識編)の第13回目で…

果物がたくさん実る方法とは?江戸時代の古文書『廣益秘事大全』解読⑫

嘉永四年(1851)の古文書『廣益秘事大全』から、奇巧妙術類(生活の豆知識編)の第12回目です。 今回は、農作物にまつわるお話がメインになります。 1.虫が湧かないように種を保存する方法12月(原文で「臘月」)の雪水を壺に入れ、 日陰に埋めて保存しておく。 そして五穀の種を浸して植えれば 日照りにもよく耐え、虫もわかず実りがよい。 2.果物の木に実を多くつかせる方法果樹の皮に穴を開け、鍾乳(炭酸カルシウム)の 粉を少し入れると実がたくさんなり、 味もまたおいしくなる。

ノミ・シラミ・ハエ退治の方法とは?江戸時代の古文書『廣益秘事大全』解読⑪

嘉永四年(1851)の古文書『廣益秘事大全』から、奇巧妙術類(生活の豆知識編)の第11回目で…

昆布を青くする方法など。江戸時代の古文書『廣益秘事大全』解読⑩

嘉永四年(1851)の古文書『廣益秘事大全』から、奇巧妙術類(生活の豆知識編)の第10回目で…

味の落ちた味噌とごはんをおいしくする方法など。江戸時代の古文書『廣益秘事大全』解…

引き続き、嘉永四年(1851)の古文書『廣益秘事大全』から、奇巧妙術類(生活の豆知識編)の9…

死んだ金魚を生き返らせる方法など。江戸時代の古文書『廣益秘事大全』解読⑧

引き続き、嘉永四年(1851)の古文書『廣益秘事大全』から、奇巧妙術類(生活の豆知識編)の8…

ニンニク臭くならない方法など。江戸時代の古文書『廣益秘事大全』解読⑦

引き続き、嘉永四年(1851)の古文書『廣益秘事大全』から、奇巧妙術類(生活の豆知識編)の7…

おはぐろを速攻落とす方法など。江戸時代の古文書『廣益秘事大全』解読⑥

引き続き、嘉永四年(1851)の古文書『廣益秘事大全』から、奇巧妙術類(生活の豆知識編)の6…

寝不足でも元気でいられる方法など。江戸時代の古文書『廣益秘事大全』解読⑤

引き続き、嘉永四年(1851)の古文書『廣益秘事大全』から、奇巧妙術類(生活の豆知識編)の5回目です。 今回は、火を使ったさまざまな知恵が中心となります。 1.刀の研ぎ方 刀の刃をこちらへ向けて左手で刃の先を持ち、 ちょうどよい剃刀砥※を厚さ二分(6mm) ほどにして、右手で柄を持って 唾をつけながら剣背の方に押す。  ※剃刀砥=カミソリを研ぐ砥石 ためらって手の中で留まってしまうときは 刃は鋭くならず、刀のためには砥が削れる くらいに、すばやく刃をつけるとよい。