求人広告の書き方と、部下に仕事を任せられない人の共通点。
求人広告の書き方と、
部下に仕事を任せられない人の共通点。
それは仕事の切り出しができていないこと。
何が重要で、何がメインの仕事で、何がたまに起こるけど対処する仕事で、何ができればやってほしい将来期待値の仕事なのか…
を整理できないまま
あれもこれも、あんなことやこんなこと。そう言えば、そーんなことまで、お前の仕事。
という書き方、言い方したら、そりゃ伝わないし
「なんだか、大変そうで、できる気がしない。」
となってしまいます。
自分が抱えている仕事、業務、タスクの細分化ができるかどうか。これがカギになると思ってますよ。
#あと分類わけ
例えば
「レンアイ型採用コンサルティングの提案書作成」
なんて、誰にもできる気がしませんね(笑)
でも
①構成をしゃべるから、テキストに落としてもらう仕事
②構成とデザインコンセプトとフォーマットあるからそれをパワポに落としてもらう仕事
なら、できる人はいる。
そういう風に細分化していけば、属人性が高いタスクだって、サポートメンバーの手と頭と時間を使えたりします。
さらに求人広告に書くならば
①は、まずは1か月日中昼間 1日1~2時間程度、電話に出れる方。その中で仕事の全体像は説明するので、それが理解できてからのお仕事です。
とかだし
②は文章を考えてもらう作業はなく、Wordのテキスト資料を読んでデザイン的に整えてもらうお仕事です。
とか、書いたりすると
「まぁ、それならできそうかな。」
とは思ってもらえます。
これは、外注さん、フリーランスさん、業務委託契約の副業人材等に自社のタスクを切り分けるときにも有効なスキルです。
これまで何となく採用して、オフィスに一緒にいて、説明しなくても3ケ月一緒にいたんだからわかるでしょ?
というスタイルで仕事を教えてきた事業所さんは、だいぶ難しいかもしれません。
それ、レンアイに喩えると
掃除代行業者さんを呼んでおいて、どこを掃除してほしいかも言わずに
「別れた前の奥さんと同じように、家を掃除して。」
とか言っているようなもんです。
いろいろ間違っているので気を付けて。
そして、人材不足のこの時代に身に付けておいて損はないスキルですよ。
タスクの細分化。言語化。
追記:ちなみにこの作業の難しさは「語彙力・表現力がない」とかそういうことではなく、往々にしてやっている本人たちからすると当たり前の仕事だから細分化する意識や目がないということ。他人に見てもらう聞いてもらうといいと思いますよ。