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はっけよーい、のこった!

朝から、
「プリン食べる~~!」
「プッチンして。」
とうちの5歳次男くんと、4歳娘。
「プリンたおれやんゲームしよ。」
「何それ?」
「最後まで、プリン倒さずに食べるゲーム。」
「じゃあさ、次男くん、
 まん中につまようじ立てたらいいよ。」
とパパ。
「砂場の棒たおしと一緒やね。」
「ほら!たおれやんと、上手に食べれとるよ!」
「すごい!」
「こんなゲームどこで知ったん?
 テレビでやっとったん?」
「うん、おじゃる丸(アニメ)でやっとったん。」

夜のお風呂上がりに、
「ねえ、ママ、これで戦いしよ!」
次男くんが、戦隊ものの車、ティラノサウルスのソフビ、ポケモンの人形を持ってくる。
「ママはどれがいい?」
「えっと、じゃあ、恐竜。
 戦いって何?」
寝室のちょっと広いスペースに移動。
「もしかしてトントン相撲?
 どれを台にする?」
「ママ、段ボール持ってきてよ。」
持ってきた段ボールには、ちょうど土俵のように、まん中に商品名と円がプリントされていた。
「この丸から出たら負けな。」
「はっけよーい、のこった!」
ドンドン!
········
「一気にふたつとも落ちちゃったね。」

今度はミニカーどうしで、もっと小さい箱の上ですることになった。
「にい~し~、次男のやぁまぁ、
 ひがあし~、長男まるー。
 はっけよーい、のこった!」
長男や末娘も加わった。
「どっちが、勝つか? あー長男くん、落ちそう! あれ、指で押さえてずるしたらいかんよ!」
一番強いのは、やっぱり末娘。
「ギャアアーー!、ドンドン!」
気迫で一気に相手を落とす。
「今度は戦うやつ、自分で作ろう。」
水筒のふたや、紙コップやらを持ってきて、ガムテープで一生懸命くっつけている。
「ボクのは、最終形態に変身するよ!」

「おまえら、うるさいから2階でやれ。」
パパに言われ、
「はーい」
2階にかけ上がって行った子ども達。
ウギャアーー!
キャーー!
ドンドン!
という音が1階にも響いてきた。
どんだけ激しい相撲してるんだ。

トントン相撲でこんなに盛り上がるなんて。毎日子どもに楽しませてもらう。

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