アラフォーでも恋は初心者マーク

離婚して、5年ほど経過しますが

結婚生活14年の間に、わたしは浮ついたことは一切ありませんでした。誓って、たったの一度も！

厳密に言えば、結婚する前に2年、別れた旦那とはお付き合いしていたので16年一緒にいたんですね。

18歳から付き合って、ハタチで結婚して、34歳で離婚。

そっから恋愛するって、いきなり野に放たれた赤子同然です。

もちろん離婚した当初は「もうパートナーはいらない、めんどくさい」が100。いや、一億。

離婚の内容にもよるかもしれませんが、我が家はこじれまくったタイプで弁護士投入で約1年半かかっての離婚でした。

お金も労力も使い果たしましたし、一番面倒だったのが名前の変更です。銀行やらカード系の…。

私、離婚してからも旧姓に戻さなかったんですね。だって、めんどくさいんだもん。

旧姓は、日本に1500人弱の、すこーしだけめずらしい名字で、お店の予約とかで電話したとき名乗ると半分位の確率で聞き返されるか、まちがったまま予約されてます。

読みも漢字も全然難しくないんですけどね。

それに比べ、旦那さんの名字は日本人名字ランキングで、おそらくトップ50には入ってんじゃないですかね。ある県の地名にもなってるし。

（あとから調べたら384位でした(笑)ビミョー。）

ところが、離婚してからも、やんややんや嫌がらせのメールが続いてた中に、一言ありまして。

「俺の名字を名乗るんじゃねぇ！」って。

俺のってな。お前な。つまんねー男だなって呆れました。確かに、こいつと同じ苗字ってやだなって、いきなりそんな気持ちになってきて、次の休みに速攻で戸籍作って、見事に旧姓に戻りました。

ただいま。

14年ぶりにカムバックしたよ、わたしの名字。

ちなみに、離婚して、子どもたちは私と住んでいますが名字は旦那さんの名字です。こちらも、変更が面倒という、それだけの理由。

一応、どっちの名字にするー？って、子供たちには聞きました。

私の名字だと、なんかダサいから嫌だとの理由もありました。確かに語感が変わるなぁ。

20歳未満の場合は、20歳になるまでにどちらの名字にするか（どちらの戸籍にするか）決めたらいいみたいです。やんわりとしか説明覚えてないけど…名字とか、ほんと、どっちでもいい。

お隣の国、韓国では結婚しても夫婦別姓だとか。心底羨ましいと思ったけど、何やらそれはそれで問題を抱えているらしい。

韓国の夫婦別姓制度については「嫁を家族の一員として認めない伝統的な習慣に基づいている」との記述。

それもまた悲しい。

そして、その韓国の戸籍制度は廃止になったそうだ。ジェンダー平等に対してウーマンパワーが働いた結果。

結婚して名字が変わったとき、あぁ私達一緒になったんだなぁって一番実感したもの。

何も考えず、私が旦那さんの名字になったけど、逆でも良かったんだな。

女性が名字を変えることに疑問はなかったけど、今ならめちゃめちゃ話し合うな。

離婚ありきで、結婚の話はしないけど、結婚して名字が変わるときも名義変更手続きは本当に面倒だった。（とにかくソコ）

どちらにも良し悪し。

もはや、結婚という制度、戸籍の制度とは…と考えが深くなってくる。（とにかく面倒なことが嫌いなだけ）

夫婦とはいえ、一番近い他人だ。

20歳と若かったので、勢いもあり結婚できたのは、私の場合は本当に良かったと感じる。

授かり婚ではあったけれど、メリットとしては
体力があった。これは切実。

他者からのネガティブキャンペーンもなかったから、結婚に対するイメージもハッピーでしかなかったし（今もネガティブとは思っておりませんよ✨）

幼子を追いかけ回す体力があったのが一番。

現在38歳。

まだ妊娠は望めるけれど、10か月の妊娠期間…仕事どうするのか、出産の体力、そしてまたおんぶにだっこに授乳、夜泣き対応、トイトレ、離乳食、保育園送迎等々を想像すると意識が途切れそうになる。

二度経験しているから、物理的にはできるだろうが、一人でやったるでぇ！できるわ！経験済み！とはならない。これが仕事とはあきらかに違う。

一億円ないと無理。
付き人いないと無理。
じぃやがいないと無理。

離婚して、忙しく働きました。
とにかく働きました。

体力尽きて、玄関で寝たことが何度があったな…それは睡眠ではなく気絶です！とお医者様に言われて、はじめて過労の概念を知ったものです。

一段落して、学校に習い事に人付き合いに忙しい子どもたちとタイミングが合わなくなって、一人で過ごす休日が増えたころに

「新しいパートナー」
欲しいなって気持ちが芽生えました。

はじめにも書いたとおり、18歳〜34歳までを別れた旦那さんと過ごしていた私にとって

「恋愛」は、最難関、偉業達成に近いものがありました。

「え？どうやるんだっけ？」
「どこのボタン押すの？電源どこ？」

記憶喪失レベル。

黙っていても王子様は来ません。
知ってます。

別に王子様に会いたいわけじゃない！

悪態をつく元気ばかり持ち合わせて、口ばかり成長しました。

黙って座ってても声かけてもらえる年代は過ぎた。

知ってます。

見かけだけで声かけてくるオトコとか、いらねーから！

本当、口ばかり成長しました。

反発するにも値しないくらい、とにかく「恋愛ってなんだっけ」

末期レベルの恋活がはじまりました。