#67 【徒然】女性が働くということ

あまり男女を意識することなく生きてきた。

私は女性としては背も高く、肩幅もあって
体格的に恵まれていたから、物理的に
不利を感じる場面は昔から少なかった。
（小さくて線の細い女性は本当に大変そう）

勉強もそこそこ出来たので
「女子大に」という祖父の声を完全に無視して
世間でいう「良い大学」に進んだ。

大学や新卒で入った会社は
女性が役職に就いていることもあってか
フラットに接してくれる風土があった。

業界が変わって前の会社に入った時に
「女性目線で意見を」って言われて
ハァ？ってなったのをよく覚えている。

敢えて「私は女性だ」と思う場面はほぼ無いので
そんなことを言われても分からない。

私は私でしかなく、
女性の代表なんて出来るわけがない。

そう思ったのだった。

今の会社も似た業界なのだが、
前の会社と比べて人数が多く
男女比も圧倒的に男性ばかりというのもあってか
「働く女性の不利」を感じる場面が
前にも増して多い。

なんせ今日の10人以上が参加する会議で
まず女性が私1人である。

そして、みんな朝早くから夜遅くまで
めちゃくちゃに働いている。

元気だな。。

家事育児を奥さんが担ってくれているから
あれだけ仕事に注力できるんだよなーと
斜めに見てしまう。

もちろん土日はしっかり休んでいるし
普段からどれだけ家事を分担しているのか
全然知らないので勝手に言ってるけど。

見せていないだけで、大丈夫じゃないこととか
しんどいこととかあるんだろうけど。

そういうのを抑え込んでバリバリ働くなんて
男性だって生きづらくないのかしら。

なんかもっと「弱くていい」みたいなことが
見せられる環境だといいのに。

今日の私は乗り気じゃなくて（大抵そうだけどw）
夕方の会議が終わってすぐに退社した。

夫の帰りも遅いというので、
簡単にご飯の用意をしたら家で少し仕事しようと
そんな気持ちで帰ったが。

食材を買って、ご飯を作っていたら
（と言っても魚を焼いてお浸しを作る程度）
ほどなく夫が帰宅し、ご飯を食べて片付けて、
悪くなりかけの野菜を使って
明日用の作り置き副菜を仕込んだら、
もう22時を回っている。

あれ。仕事の時間が無い。
（確かに積み残ってるけど
　こんな時間から仕事したくない）

同僚の男性社員と比べて、
私はそこまで仕事に時間と労力は割けないな〜
と思ってしまう。

noteをさまよっていたら、
自分のキャリアにモヤモヤを抱えた人が、
コーチングを受けてスッキリしたという
日記を見つけた。

曰く、育児で仕事を諦めたような形になって
モヤモヤしていたのが、色々棚卸しして
「今は育児に専念する」と
納得の上で決めることができ
それまでの迷いがなくなったそう。

やむなくバリキャリっぽくなっていただけで
特にバリキャリしたいわけではない私も、
キャリアと自分の生き方をどうするか、
考えておかないとな。。