駒草出版

東京~秋葉原にある版元です。刊行物関連の企画のほか、面白いオリジナル企画を 考えて発信…

駒草出版

東京~秋葉原にある版元です。刊行物関連の企画のほか、面白いオリジナル企画を 考えて発信していきます。公式:https://www.komakusa-pub.jp/ Twitter: @komakusapub

マガジン

  • 本田不二雄の TOKYO地霊WALK

    神仏探偵・本田不二雄が案内する「トーキョー地霊ウォーク」。毎月第一・第三金曜更新予定。

  • こまくさweb

    駒草出版のウェブマガジン、こまくさwebです。新刊、そして既刊の関連記事やためし読みのほか、オリジナル記事も展開予定です。

  • 樹海ミステリー 生を紡ぐ森と生を終える者

    探索歴10年を超える、富士の樹海探索家・ココペリコ氏による連載。 毎月第二・第四金曜更新予定。

  • マカロンタロットで学ぶタロットと西洋占星術

    こまくさWebの連載企画。『マカロンタロットで学ぶタロット占い』(駒草出版)の著者の加藤マカロンさんが、タロットと西洋占星術との関わりについて、わかりやすく説明します。

  • ラジオといるじかん

    はんこ作家、エッセイストのあまのさくやさんによるラジオにまつわる連載です。

最近の記事

  • 固定された記事

「こまくさWeb」はじめました。

駒草出版はnote内に、「こまくさWeb」というウェブマガジンをはじめました。新刊および既刊の関連記事を中心に、オリジナル企画も展開予定。このページを通じて駒草出版を知っていただけたらうれしいです。 スタートしたばかりの現在は、7月31日発売の『ナイツ午前九時の時事漫才』のためし読み、『マカロンタロットで学ぶタロット占い』の著者、加藤マカロンさんによる占いエッセイ、そして『フライデー・ブラック』にインスパイアされたブラック・カルチャーについての連載初回を掲載しています。

    • 神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.8

      赤坂のふたつの“尾根”をめぐり 古代のミステリーと出会う【赤坂・前編】 赤坂のまちが発展したきっかけとは「赤坂」とは、現在の赤坂見附から四谷方面に上る外堀通りの坂の古称で、その上り口ふきんに建てられた江戸城の門に赤坂の名が冠され(赤坂御門/赤坂見附)、やがてこの一帯の地名になったといわれています。  古地図の左上をよく見ると、「赤坂御門」のほか、「アカ坂一ツ木丁」「アカサカ表デンマ丁」などの文字が見えます。  ちなみに、かつての赤坂は現在「紀伊国坂」と呼ばれています。それは

      • 樹海ミステリー 生を紡ぐ森と生を終える者 第五話

        【富士の樹海の都市伝説】【コンパスは狂うのか?】 上記で述べたように、樹海にまつわる都市伝説は数多く存在する。 「コンパスは狂うのか?」は、樹海の都市伝説で最も有名で、知りたいことでもあるだろう。 「The 樹海都市伝説」と言っても過言ではない。 やはり多くの人が興味を持っているのだろう。 私もこの質問を何度もされてきた。 結論から言う。 森の中でコンパスが狂うことはない。 これは樹海にまつわる書籍やSNSでも紹介されているが、樹海の森の中でコンパスがクルク

        • 神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.7

          お江戸の鬼門ラインに連なる 最恐&最強の守護神めぐり ムクノキの古樹に祀られた疫病治癒の「元宮」 今回の起点は、最近リニューアルして改札の向きが変わったJR御茶ノ水駅・聖橋口。 まずは、横断歩道を渡ってすぐの場所へ。  崖地に立つ古樹の幹に「太田姫神社 元宮 旧名 一口神社」という札が掲げられ、その上に「太田姫稲荷神社神符」を納める神棚が据えられています。  何でしょうかコレ。通行人の多くが見逃すこの一画。いろいろ謎すぎます。  この木(ムクノキ)は太田姫神社の元宮との

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        「こまくさWeb」はじめました。

        マガジン

        • 本田不二雄の TOKYO地霊WALK
          8本
        • こまくさweb
          156本
        • 樹海ミステリー 生を紡ぐ森と生を終える者
          5本
        • マカロンタロットで学ぶタロットと西洋占星術
          21本
        • ラジオといるじかん
          10本
        • 本と食と私
          20本

        記事

          樹海ミステリー 生を紡ぐ森と生を終える者 第四話

          【自殺の日】 9月1日は、夏休みも終わり新学期が始まる日である……。 2023年における若年層(20歳代以下)の自殺者は1298人。 そのうち小中高生は507人で、2021年(514人)に次いで過去2番目に多かった。 (男子は259人、女子は248人) 自殺の主な原因は「健康問題」、「学校や職場環境の問題」、「経済・生活問題」などさまざまだが、その中でも学生を中心とした20歳未満の死は「いじめ」、「恋愛問題」、「親子関係の不和」など、対人関係の悩みが上位を占めている。

          樹海ミステリー 生を紡ぐ森と生を終える者 第四話

          神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.6 

          上野の謎めく神仏と出会い 大寺院・寛永寺の記憶を歩く【後編】 これ以上落ちようがない大仏さま (前編からつづく)  花園稲荷をあとに、大通り(旧寛永寺の参道)を北に進むと、左に上野大佛の看板あり。「大仏山」と呼ばれる小高い丘につづく石段を登ると、なぜかインド風の仏塔が建っています。そしてふいに左に目を移すと、インパクト絶大な御尊顔が――。  何と、顔だけの大仏さま(青銅製、像高150センチ)です。  もとは首から下のある立派な坐像でした。ところが、地震によって倒壊、破損

          神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.6 

          樹海ミステリー 生を紡ぐ森と生を終える者 第三話

          LIVE配信での遺体発見率 私には「LIVE配信をすると遺体を見つけてしまう」というジンクスがある。 今回はその中の1つを話していこう。 ◯◯◯◯年◯月◯日 日時は書かないでおく。 私のSNSにて樹海探索のLIVE配信の告知をした。 普段は動画を編集して載せているだけなので、リアルな探索の臨場感は伝わりづらい。 いつも見てくれている視聴者に、樹海探索の雰囲気を少しでもリアルに味わってもらうため、樹海内でのLIVE配信を決意したのだ。 その時の私は「樹海の奥深くは

          樹海ミステリー 生を紡ぐ森と生を終える者 第三話

          神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.5 

          江戸情緒を秘めた上野で “穴場”の神仏名所をめぐる【前編】 絶景の不忍池に浮かぶ祈りの聖地・弁天堂へ 今回は、上野駅「不忍口」および京成上野駅からスタート。  まずは不忍池へ向かいます。すると、思わず声が出る絶景――見渡すばかりのハスの群生とその奥に浮かぶ弁天堂の景観――がお出迎え。7月に見頃を迎えたハス池は、8月下旬まで堪能できます。 「朝ひらき炎昼に閉づ蓮の花 命短し4日なりとて」(愚拙詠み)  一輪のハスは朝に開花し、午後に閉じるを4日くり返して散ります。なので、でき

          神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.5 

          樹海ミステリー 生を紡ぐ森と生を終える者 第二話

          【神秘の森、富士の樹海 後編】 (前編よりつづく) 【富士の樹海(青木ヶ原樹海)とは?】富士の樹海と聞くと、皆さんはどのようなイメージを持つだろうか? 「自殺の名所」「心霊スポット」というイメージだろうか。 もしくは、樹海の都市伝説を思い浮かべる人もいるだろう。 「樹海に入ったら二度と出てこられない」 「コンパスが狂って使えなくなる」 「女性のすすり泣く声が聞こえてくる」 「死神を目撃した人がいる」 インターネット上でもこのような話題が上位を占めている。 はたして「富

          樹海ミステリー 生を紡ぐ森と生を終える者 第二話

          神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.4 

          浅草寺の絶対秘仏と 待乳山の古代史に思いを馳せる【浅草・浅草寺周辺 後編】 ぜひ本堂内陣に上がってお参りを(前編よりつづく)  では、間口34.5m、奥行32.7mの巨大な浅草寺の御本堂へ————。  その内部は外陣と内陣に分かれており、内陣正面には、総金箔押の巨大な宮殿がドンと鎮座。正面には美しい刺繍が施された「お戸張」が降ろされ、中には絶対秘仏のご本尊(聖観音菩薩)のほか、前立ち像など5体の観音像が奉安されているそうです。  しかし、残念ながら拝観は不可。そのためか

          神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.4 

          樹海ミステリー 生を紡ぐ森と生を終える者 第一話

          【第一話:前編】 樹海の中では、何が起きているのか?2013年4月。初めて富士の樹海に足を踏み入れた。 「富士の樹海は自殺の名所」 「終バスで樹海を訪れる人の7割は命を断つことが目的である」 「肝試しで撮った写真に幽霊が写っていた」 これらのワード、噂の数々が私の好奇心を煽ってきたのだ。それはなにも私だけに限ったことではないはずだ。 怖いもの見たさと自分の知らない世界の魅力。誰しも「あなたの知らない世界」には少なからず心惹かれるものがある。 私は幼いころからオカルトや怖い

          樹海ミステリー 生を紡ぐ森と生を終える者 第一話

          神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.3 

          東京最古の聖地・浅草寺に秘められた 伝説と秘史をめぐる【浅草・浅草寺周辺 前編】 浅草観音が出現した原点からスタート 今回の出発点は、都営地下鉄浅草線・浅草駅の真上に位置する駒形堂です。  ここは東京最古の寺院・浅草寺発祥の地。今から約1400年ほど前の推古天皇36年(628)、隅田川のほとりに住む漁師、檜前浜成・竹成兄弟の網に1体の御像がかかり、それを引き上げたのが現在の駒形堂のある湊でした。  これは何なのか。土地の長である土師真中知に聞いてみたところ、「観音菩薩の有難

          神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.3 

          神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.2 

          “裏芝”に遺された神仏の名像と 都市伝説のご利益スポット【芝・増上寺周辺・後編】 上書き、更新されていく地霊スポット 前回、芝の増上寺、すなわち徳川家の霊的守護の要となる寺院と、都心に残る最大の前方後円墳の場が重なっていたことを見ていきました。このことは単なる偶然だったのか。あるいは何らかの意味があったのか、なかったのか……。  江戸の都市計画といえば、よく知られているのが、家康・秀忠・家光と三代にわたり徳川将軍家のブレーンとして活躍した天海僧正のそれです。通説では、天海は

          神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.2 

          神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.1 

          徳川家康が選んだ江戸の聖地に 巨大前方後円墳があった【芝・増上寺周辺・前編】 江戸を代表する大寺と 徳川家康の守り本尊 出発点はJR「浜松町」および都営地下鉄「大門」。西に向かうと、増上寺の大門が出迎えます。  ここでいったん大門前を右折し、芝大神宮へ。「関東のお伊勢様」と呼ばれてきた名社にご挨拶がてら参拝します。「地霊ウォーク」は、その土地の鎮守さんをリスペクトするのがお決まりです。  さて、増上寺の赤い三門(三解脱門)をくぐれば、大殿(本堂/1974年に再建)がドンと東

          神仏探偵・本田不二雄が案内する 「TOKYO地霊WALK」 vol.1 

          タロットと西洋占星術のリンク㉑~2024春分図に小アルカナを対応させてみよう

          皆さまこんにちは😊もう三月、新しい門出、引っ越し、就職、異動など新生活が始まる春ですが、占術界も春になると、今年1年の気運を占う事始め、春分図を読むというものがあります。春分図とは太陽が牡羊座に入った瞬間のホロスコープのことです。今年の日本(東京)では3月20日の午後0時7分に春分を迎えます。 今までせっかく習ってきた「タロットと西洋占星術のリンク」ですので、今年の春分図に小アルカナを強引にも!?リンクさせてみてみようという試みを思いつきました!! さて何が見えてくるので

          タロットと西洋占星術のリンク㉑~2024春分図に小アルカナを対応させてみよう

          「ラジオといるじかん」Vol.10 「やだわ」と「ありがとなぁ。」

          「オードリー、東京ドームで何かやったらしいね。」 ふだんラジオを聴かない人や、お笑いをまったく見ない人にもそんな情報が伝わりううるくらい、翌朝のテレビでも報道されていた『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』。 その前夜の2024年2月17日は、『オードリーのオールナイトニッポン』には珍しい収録回だった。翌日に大事な大事な東京ドーム公演を控えた放送だ。 「前日も生放送で、ドームの話に触れないのが一番かっこよかったんじゃないか」と春日さん。「さすがに無理あるだろ。逆に

          「ラジオといるじかん」Vol.10 「やだわ」と「ありがとなぁ。」