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#47 「個の成長」のために、メンターの役割を大事にしたい

当社では、新入社員や中途入社社員には、1〜2年の期間で、メンターを付けることにしております。

メンター制度は、メンターとなる年の近い社員が、メンティ(新入社員)に対し、指示・指導するのではなく、対話によってメンティの気づきや成長を促し、仕事のメンタル面をフォローする制度。

新入社員にとって、「仕事の悩みを相談してもいい人」が誰なのかわかっている、そしてその人は自分の話を聞いてくれるという安心感があるのは、実際に相談するかどうかは別にしても大きな心の支えとなっています。

新卒入社者だけでなく、中途入社社員も「新入社員」として同じような状況に直面しています。もちろん、学生から社会人へという大きな変化の中にある新卒者ほど、不安や仕事に対する迷いや悩みは多くはないでしょうが、多かれ少なかれ入社前と後のギャップを感じたり、新しい環境に戸惑いを感じていたりすることもあります。

ただ、これだけではありません。自分の思わぬ素質や能力に気づかせてくれたり、ポテンシャルを引き出してくれたり、一人で悩んでいたらたどり着くのに数年かかる解決策を、簡単に導いてくれたりします。

自問自答する力、自分で情報収集し、課題を構造化する力、仕事の質やスピードの向上にも効果が出ています。

私が考えているメンターの役割は以下の7つと捉えています

①自分の話を聞いてくれる人、②自分にポジティブに関わってくれる人、③自分をインスパイア(刺激を与える)してくれる人、④自分の思い込み、とらわれを気づかせてくれる人、⑤仮説や解決策を一緒に考えてくれる人、⑥自分を俯瞰してくれる人、⑦自分に気づきを与えてくれる人

何かの縁で当社に入社し、同じ職場で仕事を共にすることになった仲間同士、メンター制度は、双方にとって貴重な学びの機会となり、人生そのものも豊かになると期待しております。


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