梅仕事2018《梅シロップのつくりかた》
関東もいよいよ梅雨入り。
そんな時期、いつも楽しみなのが梅仕事です。
我が家もここ数年、梅シロップや梅酒を作って楽しんでいます。
梅シロップは、ソーダ割りや水割りはもちろん、ソースやお料理の味付けなどにも使えてとっても万能。エキスが出きったシワシワの梅も、そのまま食べたり、煮込んでジャムにしたり。本当に色んな楽しみ方ができます。
何より、この時期に梅シロップをいただくようになってから家族みんな夏バテ知らず。
本当に昔の人の生活の知恵は凄いなぁと思います。
ということで、今年も無農薬、化学肥料不使用の青梅を石川県の自然派食品を取り扱うお店からお取り寄せ。ツヤツヤ、丸々のとても立派な青梅が届きました。そして、今年は息子はもちろん、主人も(珍しく?)お手伝いしてくれました。
来年のために手しごとの記録を残したいと思います。もし、これから梅仕事する方がいたらご参考にしてみてください。
思ったよりも、とても簡単ですよ。
梅シロップのつくりかた
材料
✴︎青梅…1kg
✴︎氷砂糖もしくは甜菜糖…1kg
✴︎お酢…20cc
✴︎保存瓶…3〜4リットル用
✴︎消毒液…適量
※参考にしているレシピ
https://hokuohkurashi.com/note/101033
1.流水で洗う
一粒ずつ丁寧に洗います。その時に虫食いや傷なんかもチェックします。
また、1kgずつ瓶に漬けるので分量がわかるようにボウルに分けて洗います。
2.アク抜きをする
洗った青梅を1〜2時間ほど水に浸して、アク抜きをします。
▲「梅さんはシャワー浴びてから、プールでちゃぷんするよー」「わーい、気持ち良さそう!」
3.水気を拭き取る
ふきんで丁寧に一粒ずつ水気を拭き取ります。
この時も傷などのチェック。痛んでいるものがあれば除きます。今回はハズレなし。本当にきれいで立派な青梅でした。
4.ヘタを取る
竹ようじで、ひとつずつ取っていきます。
ヘタが残ったまま漬けると、えぐみが出てしまうようです。最初は爪楊枝でやっていましたが、竹ようじの方が余計な力がいらず、やりやすいです。梅を傷つけないように気をつけて。
▲ぴょん!と勢い余って飛んでいくので見失わないように。それにしても爽やかで良い香り…!
5.袋に詰めて、冷凍する
1kgずつ分けて冷凍用のジップロックへ。
IKEAのLサイズの袋にぴったり入りました。
この後、冷凍庫に入れて梅を凍らせます。
どうして梅を凍らせるの?
✔︎冷凍することで梅の繊維が壊れ、梅エキスが染み出しやすくなる。
✔︎その分、早く仕上がるので発酵やカビ発生のリスクが低くなる。
6.保存瓶の消毒をする
洗剤で洗った後、アルコール消毒(キッチン用の消毒スプレーが簡単です)をして拭き取る。
7.瓶に詰めて常温で保存する
梅と砂糖を交互に入れていきます。今回、我が家は氷砂糖と甜菜糖の2種類をつけてみました。
最後にお酢を上から、回しかけておしまい。
お酢を入れるとサッパリした味に仕上がります。瓶は日の当たらない涼しいところで常温保存します。
8.できあがり
次第に砂糖が溶けて水分が出てくるので、毎日しゃかしゃかと混ぜて梅がしっかり砂糖水につかるようにします。砂糖を溶けやすくするのと、梅のカビ防止のためです。
仕上がりは、気温やお家の環境にもよりますが、だいたい10日〜2週間程度。
砂糖が全部溶けきったら出来上がりです。
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ちなみに、こちらは昨年の写真ですが。
梅シロップを使って作った梅ソーダです。
出来上がったシロップ(量はお好みで)と無糖ソーダを混ぜて。
目にもとっても涼しいでしょ…?
あとこちらは2016年につけた梅酒。
きれいな琥珀色になりました。これがまたこっくりしてて美味しい。まだたくさんあるので梅酒はしばらく仕込んでないけれど、味くらべも楽しそうだから、小瓶で毎年作るのもいいかもしれないなぁと少し思っています。
あぁ…!出来上がりが待ち遠しい…。
経過はまた今度。
今年も梅パワーで暑い夏を乗り切りたいと思います…!