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絵の才能って何?~才能の正体を読んで~

今、坪田信貴さんの「才能の正体」(幻冬舎)を読んでいる。

坪田先生のことは「ビリギャル」の本からずっと好きだ。

理由は、坪田先生は人の個性を肯定的にみるから。どんな人のことも「変」ではなく「おもしろい」ととらえるから。

私は6歳の娘を育てているが、娘が2歳くらいの頃こんなことがあった。

保育園で子どもたちの絵が掲示されていた。娘の絵は周りの子に比べてかなり幼い絵だった。衝撃だった。

正直「えっうちの子だけこんなに絵が描けないの?」と思った。考えてみれば、私は家でお絵かき遊びを働きかけていなかった。

それから私は娘が絵を描くと「いい絵だね~」と言い始めた。決して「上手だね」とは言わないようにした。

比べていることになるから。

子どもの絵に「いい絵」じゃないものなんてない。

そして娘は絵が好きになった。

私が「たくさん色を使っているね~」と言えば娘はどんどん積極的に色を組み合わせた。保育園の先生に「これからも大切に伸ばしていってほしい所」と言ってもらえた。

現在、小学校で「図工」が大好きだ。

将来「絵で仕事をする」かはあまり親としては気にしていない。

ただこれから「人生のいろいろな場面」に遭遇したときに、自分の好きなことが「癒やし」や「支え」になってほしいという願いは持っている。

仮に娘が将来絵の仕事に就いたら「才能があったのね」という人に出会うかもしれない。でもそういう人は、娘の絵のスタートを見て「才能」を感じたりしないのではないだろうか。

「才能の正体」を読んで強く思うこと。

まずは自分を好きになろう!
好きなことを大切にしよう!
私もそしてあなたも「変」ではない「最高に面白い人!」

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