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経皮毒の怖さ

毎日使っているシャンプーや石鹸、洗剤がアレルギーの原因だと聞いてどう思いますか?
経皮毒の言葉を初めて聞いた方向けに経皮毒の怖さと経皮毒から身を守る方法を紹介ます。

1 経皮毒とは

シャンプーや洗剤などの日用品に含まれる科学物質が、皮膚から侵入して体内で有害な作用を引き起こすことです。

洗剤や化粧品などの日用品の多くは、石油化学製品が含まれています。

石油化学製品の増加に比例するかのように、アレルギーや花粉症などが患者数が増加しています。

2 界面活性剤の怖さ

洗剤やシャンプー、クリームなどいろいろな製品に入っている界面活性剤。
界面活性剤は汚れを受けせてくれると学生時代に家庭科の授業で習った気がします。

しかし、界面活性剤は、表面のバリアを溶かして、中に成分を浸透しやすくしているのです。

わかりやすく言えば、葉っぱに水を垂らすと水がまんまるくなって、水を弾きますよね?

界面活性剤を貼付すると、表面のバリアを溶かし、水を弾くことなく、水が浸透するのです。

皮膚で言うと、皮膚をカッターなどで傷をつけて、傷から直接水が入り、染みる状態と同じです。


子供の皮膚はお風呂に入ると水を弾きませんか?
でも、界面活性剤の入った洗剤などを使用し続けている大人は、水を弾かなくなっています。

水を弾かないなんでも吸収する状態になっている皮膚に、化学物質を含むシャンプーや化粧品、洗剤を使用しているので、どんどん体に化学物質が入っていきます。

3 皮膚からの吸収率

人は、口、呼吸、皮膚からいろいろなものを吸収しています。

口から吸収されたものは、90%以上を解毒・分解すると言われていますが、皮膚から吸収した化学物質は、10日経っても10%も排出されないのです。

皮膚は一番大きな臓器です。

吸収率もそれぞれ違い、腕の内側を1とした場合、
頭(シャンプーが影響する場所)は3・5倍
顎(化粧品が影響する場所)は13倍
性器は42倍です。


どれだけ、体に影響するか考えただけでも、ゾクゾクします。
これを聞いただけでも安全なものを選びたいと思いませんか?

4 使わない・安全なものを選ぶという選択

我が家では、経皮毒を知ってから、安全なものを選んだり、いっそのこと使わない選択をしています。

その一部を紹介します。

食器用洗剤はやめて、糠と研ぎ汁で代用。

洗濯洗剤や掃除用洗剤はセスキ炭酸ソーダ、クエン酸、重曹、過炭酸ナトリウムなどのナチュラル洗剤に。

シャンプーは無添加のものを選びましたが、週に1回程度の使用で、日常は湯シャンしています。

息子に至っては、もうすぐ3歳になりますが、生まれた時から一度もシャンプーを使用したことはありません。

それでも全く臭くない。

使わなくてもいいものなんだと、つくづく感じます。
体の自浄作用はすごいのです。

ぜひ、経皮毒について理解して、体に使うものをできるだけ安全なものを選んでみてください。
そして、使わないといけないと言う固定概念を捨てて、使わないという選択をしてみてください。

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