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私とTUBE

私は熱烈なTUBEファンだ。
私がTUBEと出会ったのは2010年小学3年生のとき。いや、もしかしたらもっと前に出会っているかもしれない。というか出会っていたはずだ。当時母親の車の流れていたのはTUBEかZARDの曲。小さいころからそれらを聴いて育ってきた。前田さんの言う「洗脳教育」を受けてきたのだ。
最も正確に言うとすると、ファンになったのが2010年。この年のアルバム"Surprise!"をはじめいろいろな曲を聴いていた。聴いた記憶が一番あるのは、1993年のアルバム『浪漫の夏』。車で延々と流れていた、気がする。
ファンになった2010年、LIVEに参戦した。もちろん初だ。"TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2010 Surprise!"横浜スタジアムに行くのもこれが初めてだった。3万人のファンの熱気に包まれながら、ステージに立つ4人を凝視していたのを覚えている。とにかく楽しかった。TUBEはこの年、デビュー25周年にあたり、Remixアルバム"MIX TUBE"、シングル『灼熱らぶ』、先述のオリジナルアルバム、冬シングル『空と海があるように』をリリースした。

翌年2011年。TUBEとしては、震災直後にRESTART JAPAN with TUBE名義で"RESTART"をリリースし、その後もシングル『A Day In The Summer~想い出は笑顔のまま~』、アルバム"RE-CREATION"を発売。私は、母親と一緒に東京国際フォーラムの"TUBE LIVE AROUND 2011 RE-CREATION"、横浜スタジアムの"TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2011 A Day In The Summer"に参戦。ツアーの記憶はあるがスタジアムの記憶はない。それだけ前年の印象が強かったのだろう。

その翌年の2012年。TUBEはシングル『いつも、いつまでも』、アルバム"SUMMER ADDICTION"を発売。"TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2012 SUMMER ADDICTION"に参戦。これは、何となく覚えている。そして、このあと数年間、私はLIVEに行けなくなった。中学に上がりマーチングの合宿が毎週末にあったこと、高校に上がり部活で忙しくなったことが要因である。

2013年、14年とリリースがなく、私も知らぬ間にTUBEから離れSEKAI NO OWARIやOne Directionに移っていた。実は、自費で買った最初のアルバムはOne Directionの"Made in the A.M."だった。

2015年、TUBEは30歳を迎えた。日本武道館でのLIVEや恒例スタジアムLIVEも敢行。この年、彼らはシングル『いまさらサーフサイド』"SUMMER TIME""TONIGHT"『灯台』、オリジナルアルバム"Your TUBE + My TUBE"、ベストアルバム"Best of TUBEst"をリリース。春夏秋冬シングルは2003年以来、オリジナルアルバムは3年ぶり、ベストアルバムは2000年"TUBEst III"以来。盛大に30年を祝った1年だった。

2016年、31年目を迎えたTUBEはシングル"RIDE ON SUMMER"をリリース。そして毎月31日にLIVEを開催した。

2017年、ミニアルバム"sunny day"を発売。そして、伝説となった横浜スタジアムでの雷雨LIVEを実施。私の心がTUBEに戻ってきたのも高校1年のこの頃だった。

2018年、シングル『夏が来る!』をリリース。私はスマホとウォークマンでTUBEを聴きまくっていた

2019年、いろいろあった高3。いつもそばにはTUBEがいた。関東大会において僅差で負け全国推薦をもらえなかったあの日も、「終わらない夢に」(1994)、'Miracle Game' (2005)を聴いていた。TUBEのリリースはなかったが、新曲「いただきSummer」がTVで演奏されていた。

2020年。新型コロナウイルスが蔓延し、世の中が低迷している中、TUBEは35年目を迎えた。Mixアルバム『35年で35曲 “夏と恋” ~夏の数だけ恋したけど~』『35年で35曲 “涙と汗” ~涙は心の汗だから~』、5年ぶりのオリジナルアルバム『日本の夏からこんにちは』をリリース。私としては、今年こそ横浜スタジアムLIVEに参戦できると思った矢先に、LIVE配信への変更が発表された。現地に行けない悲しさと中止にならなかった嬉しさが入り混じって、よくわからない感情になった。9月5日、"TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2020 HELP! ~Never Give Up Summer~"配信。寂しかったが、TUBEのLIVEを全力で楽しむことができた。ラストナンバーの'Route 567'はコロナ禍を描いた曲だが、実に沁みた。彼らは12月にMixアルバム『35年で35曲 “愛と友” ~僕のMelody 君のために~』をリリース。全3部作となった。

2021年。コロナ禍2年目に、TUBEはシングル"BLUE WINGS"をリリース。もう少し会えないかもしれないけど、「青い翼」でつながっているというメッセージが込められた'BLUE WINGS'、笑顔の花を咲かせようという「スマイルフラワー」。2曲とも4人の思いが凝縮された曲だ。甲子園中止のニュースと同時期、今年こそスタジアムに行こうと思っていた私に、中止の悲報が入った。翌年に持ち越しとなった。

2022年。私は念願の、ファンクラブTUBE RIDERSに入会した。TUBEとしては、ロシア連邦によるウクライナ侵略を受けて「ひまわりプロジェクト」を始動。LIVE会場やオンラインにて「ひまわりワッペン」を販売し、その売上額すべてをSave The Childrenに寄付した。6月末、シングル『夏立ちぬ』リリース。ウクライナ侵略とリンクさせた歌詞に心を打たれた。そして、私は7月、"TUBE LIVE AROUND 2022 Emotional Summer"に母親・弟と参戦。実に10年ぶりのLIVE。1曲目'Remember Summer' (1992)から涙が止まらなかった。さらに9月、"TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2022 Reunion"に1人で参戦。4人がかるがもサイクルを漕ぐ姿が可愛く、面白かった。そして、11月に"TUBE RIDERS 19th Meeting"に出席。RIDERSであるという実感が初めて湧いた。嬉しかった。なんと、年間で3回もTUBEに会うことができた私はこんなに幸せでよいのだろうか、と心の底から思った。

今年、2023年。早くもツアーの案内が来た。そして昨日、東京国際フォーラム公演の当選通知が来た。今年もTUBEに会える。今年はどんな曲を演奏してくれるだろうか。楽しみで仕方がない。


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