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キューバの食糧事情#3 市場でゲットした野菜を料理する週末。

毎週金曜の夜(日本の土曜の朝)にnoteを更新しよう!と思って続けていましたが、今週は仕事が疲れすぎて金曜にかけず、昨日は食糧探しに奮闘しすぎて疲れてかけず、日曜朝になってしまいました。昨日は、ハバナの中心地から40分ほどのところに野菜が売っていると言う情報を聞き、同僚の方々に連れて行ってもらいました!しかし、ゲットするまでに待機すること2時間弱、そしてその後近くのスーパーに行くもカードを通す機械がネットに繋がらないから今日はもう閉店、と追い出され・・・いろいろと別の市場等も回った後に、遠い目をして帰宅し、買ってきた野菜をひたすら料理をして過ごしました。

昨日は遠くにそこの畑で取れてる野菜を取ってきて売ってるみたいな販売所に行ったので、野菜は泥だらけだし虫もついているし(キューバの野菜は無農薬が多い)、帰ってきたから洗うだけで一苦労でしたが、日本で綺麗に袋に入れられている野菜たちも誰かが綺麗にしているのか。。と思うと、今まで考えもしなかった身近な当たり前のサービスのありがたみをひしひしと実感します。

「当たり前」と言うことで言えば、キューバに並んでいる野菜は日本で見るものより極端に小さかったり、味があまりついていなかったり、品質としては劣っているように感じることが多々あるのですが、聞くところによると何年も前に開発された品種の種を使っていることも一因のようです。熟れたトマトも大きな玉ねぎもしっかりと身の詰まったカボチャも、種の開発から生産技術の向上まで、いろいろなテクノロジーと努力が詰まった産物なんだなあと感じさせられます。

普段は、平日は朝8時に家を出て19時くらいに帰ってくるのでなかなかちゃんとした料理をする時間を取れないので、昼に職場に持っていけるものや夜に簡単につまめるものを作っておくと楽ちん。昨日ゲットした食材でいろいろ作ってみました。

昨日ゲットした食材
レタス(泥だらけすぎて洗うのがなかなか大変でした汗)
ラディッシュ(赤くて綺麗で大量!)
ほうれん草(日本にあるホウレンソウとは違って草、って感じが強い)
アボカド
きゅうり
カボチャ
レモン
ネギ
モヤシ

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1 ラディッシュの甘酢漬け

まず最初に作ったのがラディッシュの漬物。これが昨日の1番の収穫でした!泥を丁寧に落とした後(どうしても取れない部分は皮剥き)、半分に切ってビニール袋で15分間塩もみ。水気をとって、熱湯消毒した瓶に酢と砂糖を入れて冷蔵庫で保存。瓶に詰めたのは1本職場の冷蔵庫に入れて、お昼ご飯と一緒に食べようと思います♪

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2 味付けアボカド

こっちのアボカドはかなり大きなアボカドなので、一回のご飯で4分の1もあれば十分なのですが、アボカドって一度切っちゃうと早く使わないと変色しちゃいますよね。なので、使わなかった分のアボカドも一緒にカットして、醤油・お好み味付け・レモン汁を入れてよく混ぜてタッパーに保存しておくと、3・4日は使うことができます。今回は味付けに、出し汁とお塩を少し入れましたが、前回はコンソメや中華だしを入れて混ぜてもとっても美味しかったです。少し潰してパンに乗せてアボカドペーストにするもよし、クリームぽくしてパスタソースにするもよし、アボカドが1つゲットできるだけで1週間の食生活が少し鮮やかになります!

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↑ 作り置きを朝ご飯に出してみました。ラディッシュはなんか苦い!もう少し甘酢につけておこう。。アボカドは味が足りなかったのでイタリアンハーブソルトをかけて食べました。

3 レタスで作るトマトスープ 

先ほどレタスをゲットしたと書き、本来であればシャキシャキサラダで食べたいところなのですが、何度洗ってもなかなか泥を取り切ることができないのでサラダは断念。わかしたお湯でさっと湯がいて洗った後に、トマト缶にコンソメを入れ、そこに先ほどのレタスも投入してスープにしました。その前にほうれん草もお浸しにしようと作っていたのですが、日本で売っているほうれん草とあまりに草の種類が違すぎて不思議な味になっているので、そのほうれん草もトマトスープ に入れちゃいました。トマトスープ にすればなんでも食べられるだろう理論!

昨日は上の3つを作って力尽きました。ハロウィンなのでカボチャを買ってみたので、カボチャの煮物かスープ、後もし近々バターと牛乳に出会えたらカボチャのスイーツを作りたいと思っています。なんだか材料も技術もなく料理と呼べるようなものを作れていないですが、無いものは仕方ないので、少しでもクオリティーオブライフをあげれるような食生活を目指したいと思います!

記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。