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発達障害

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アスペルガーなどの「発達障害」についての話です。発達障害という言葉がさらに適切な言葉に置き換わるのはいつか。キリストは高機能自閉症だったかなどについて書きます。
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#アスペルガー

誤解によるストレス ―文化の違いと発達障害―

(読了目安7分)

人間関係で心を乱され、ストレスになることがあると思います。
イヤな思いをいつまでも忘れられず、どうしていいのかわからないような状態です。
マスターもnoteでは偉そうなことを書いていますが、普段の生活ではいまだに心が乱れることもあります。
※もちろん20代のときよりはだいぶ落ち着いていられます

「相手には常識がない」

「相手が変わってくれればうまくいくのに」

・・・こんな

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アスペルガー 発達障害の話 2

(読了目安5分)

中世ヨーロッパでは、「悪魔がとりついた・魔女だ」などと言われ処刑された人がいたことや、日本では、「キツネ憑(つ)き」「憑依」などと言われ、祈祷師やお坊さんが活躍した時代があったことを知っていますか?

たとえば「キツネ憑き」は、人の人格や行動が急に変わってしまうという特徴があります。
昔は、「おはらいをしなければ!祈祷師を呼べ!」でしたが、今は、「解離性同一性障害」「てんかん」

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アスペルガー 発達障害の話 1

(読了目安7分)

みなさんは、「発達障害」という言葉を知っていますか?
細かい定義は別として、「アスペルガー症候群」や「ADHD」、それから、「高機能自閉症」「学習障害(LD)」などの言葉は、発達障害のひとつとされています。

学校や職場で
「KY(場の空気が読めない人)」
「フシギちゃん」
「感情の起伏が激しい人」
「注意力がない人」
「なにを考えているのか、わからない人」
などと呼ばれている

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