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退職→フリーランスへ②

前回に引き続き、私の人生において大半の位置を占めている「働く」という分野での変化を綴っています。今後起業してなにかしようかな、という人はこんな人もいるんだな、という目線でよろしくお願いします。

起業後の日々

さて、会社を辞めて無事個人事業主としての届け出も終わり、営業をしたり、商品提供をしたりしていました。

営業といっても特に営業経験があった訳でもなく、そして、明確な商品もあった訳でもありません

しかも、営業経験がないくせに「私に売れないものはない」という本を読んだり、市場は作るもの、需要を追いかけるのではなく、仕向けていく、など、一流の方が言われているようなことをただ経験もないのに信じてやっていました。

今にして思えば、そのような方々は基本をしっかりやっているから、そのようになった訳で、営業経験0からはちょっと・・・。というのが本音です。

営業と想い

そうすると、どうなるか。

中身が全くない営業となりました。

とすると、売れません。

私の場合はビジョンである「虐待防止」や「子ども達の笑顔を」、「子どもに誇れる大人になるために」など、理想は高く、想いは本気だったので、その「想い」だけで、契約をしてくれたところが多くあります。

・・・商品は曖昧だったのですが、想いだけはあったのでどうすれば契約してくれたところが良くなるか、という視点は持っていました。

セミナーなどもどのような体制で行えば伝わるか、心理作用など考えて作っていました。

その辺の商品、マーケティングなどの話は聞きたければコメントをいただくとして、本日は初めての確定申告についてです。

確定申告へ

独立して初めての確定申告で青色と白色申告というものがあるのですが、どうやら青色の方がお得ということで、個人事業主の届け出のときに青色申告を出していました。

要は控除額が増えるので税金での引かれものが減るというものです。

しかし、もはや私にとっては意味が分かりません。

どのように届出をすれば減るのかも分からず、なんとなく書いていました。

6月に起業して12月で締めたのですが、当時付けていたものとしては、毎日のレシートの記録、それをもとに勘定項目をまとめたもの、そして、お客様からお支払いいただいたお金の通帳

もともと、売上については手渡しでもらうことはしておりませんでしたので、手渡しの売上は僅か。

個人のカウンセリングの時に一部いただく程度です。

比率で言えば売り上げの方は9割が記帳されていますので、後追いが出来ます。

困ったのが勘定項目

カフェでの打ち合わせなどはどのような名目がいいのか、調べたり、ガソリン代は何割までか、など悩みました。

ちなみに私が多く使用した勘定項目は旅費交通費、研修費、交際費、会議費、などです。

これらの項目だけである程度出費の部分は作れます。

逆に言うと、今お勤めの方で将来起業して1人でやる方は今の生活で使用しているものが何の費用か考えながら生活していくとここは迷わないと思います。

もちろん事業のために使うということが前提です。

作成と提出

そんなこんなで、確定申告をする際は今までの収支をまとめたものを税務署に届けるのですが、(私の場合は福岡なので、確定申告の届け出場所は福岡タワーでした)まとめるためのテンプレートがいります。

そこはネットがすごく便利でフリーというものを使いました。

調べてみると結構いろいろあるのですが、なんとなくです。

いろいろ使ってこれが使いやすかった、と言えるほど他のものを使いこなせてもないし、まず、概要から理解していないため(税金申告のため、今までの収支を国に届けるんだろうな、くらいの理解)、比べようがないんです。

こんな私でもできました」という書き込みなど時々見かけますが、確定申告に至っては、まさにそうです。

フリーというサイトを調べて、そこにある欄に今までの収支を入れていくと、何枚かの紙をプリントアウトすることができます。

その用紙を送るか、持っていくか、なんですが、私は持っていきました。

なぜなら、書き間違いがあったら、その場で書き直せると思ったからです。

そして、持っていくと、受け取るだけでした。

申告においてのやりとり

私はこう、尋ねました。

「初めての確定申告で初めての個人事業なので間違いがあるかもしれません。大丈夫ですか」と。

相手の方の反応は数枚見て、「いいよ」パンパン、と受け取り印を押し、「これは要らないからね」と言って数枚の参考資料(前年の給与明細(会社勤めの時)や保険の控除など)を返されました。

さらに、「電子申請が便利だから、あっちで登録していってね!」というもの。

言葉で書くと冷たい感じですが、そんな印象は受けず、わざわざ来てもらっても大したもんじゃないから、来年からは来なくても大丈夫だよ、というニュアンスでした。

初めての確定申告は想いとは裏腹にものの5分で届けが終りました。

確定申告の感想

ここから先は主観ですが、確定申告は基本自主申告制。

ということは、ある程度は自立した大人がやるものなので、どこかで信じる、信じない境界があるんだろうな、と。

たくさん収益を上げていれば、目は厳しくなるし、あまり売上がないところは、ある程度は大目に見てくれるのかな、といった印象です。

きっちりはしていきたいですが、ミスがあるのも人なので、

誠意をもって、常日頃から自分が使ったお金は事業の何の役に立ち、事業の役に立つということは相手の何の役に立ち、その感謝の対価としてのお金をさらに、事業の役に立てていく、というサイクルを金額面、数字面で意識しておけば大丈夫なんだろうな、と感じた確定申告でした。


ちなみに今年は税理士さんに入ってもらおうと思っています。

法人成したらちょっと勝手が違う感じです・・・。

ずっと個人でいく、と決められている方はソフトを決めて、お金の帳簿(お小遣帳の項目が難しい版)を日頃からつけておけば、1人でも大丈夫と思います。

結論的にはやらないと分からないことがたくさんありますが、やれば、なんとかなる方が多い、ということです。

P.S.

税理士さんにお願いはしますが、確定申告セミナーなどは積極的に参加していきます!

なんか悔しい、という感情的な理由です(笑)

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虐待に関する電話はおよそ4分に1件。来年から児童養護施設の対象の児童が在宅支援になることもあり、さらに発見することが難しくなります。教育と虐待。線引きは明確ではないでしょうが、可能な限り関わっていきます。