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読書記録。池田達也さんの『しょぼい喫茶店の本』(百万年書房)

池田達也さんの『しょぼい喫茶店の本』(百万年書房)


なぜ、こんなに続きが気になるんだろう?
 
人が誠実に心情を吐露する言葉に惹かれているからなのかもしれない。
著者が、はっと気づく瞬間にどきっとした。

友人の一言が、本の中の一言が、SNSのつぶやきが、
人生を転換させる可能性を秘めている。

頭の中で行われる会話。
本を読むことで、
その人の考えた軌跡が見える。

一緒に追体験。
価値観を問われる。

そういうことをはっきり自覚させてくれる本。

まだ著者の池田さんが喫茶店を開く前、
学生時代の様子を読んでいる途中。

次どうなるんだろう?

ー・-・-・

最近、読書ノートをつけています。
何か成果を出すためじゃなくて
本を読みながら、ぽんと浮かんだ気持ちを書き記すノート。

だから、自分の気持ちが動くことにも敏感になるのと同じように
本を書いているその人の心の動きも
感じやすくなっているのかもしれない。

この本を読み終えるまでに、どんな感情に出会うだろう?

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