日記

深夜にトイレ内の父からSOS。

こんにちは、心理カウンセラーの美結(@kokoromiyu_58)です。

まさかの2日続けての日記noteでございます。
多分、これからも週2回くらいは日記noteになると思います。
稀にガッツリとメンタル系noteばかり連続公開するかもしれません。
(ああ、かもしれない、って便利な言葉だ…)

これは、自身の気付き(心のサイン)を取得した上で決めたことです。
この気付きについては、また別のnoteで触れていこうと思います。

ちなみに、日記は要らないよ、って方は、
マガジン「心のお守り」「私の体験談」をフォロー頂けますと幸いです。
(重い内容が苦手な方や追体験したくない方は「心のお守り」だけでも)

さてさて、本題。
相当長いので、お時間のある時にでもご高覧頂けると幸いです。
また、同居中の両親ともに高齢であるので、
ご自宅で介護なさっている方にもご高覧頂けますと幸いです。

それでは、本日起きたトラブルと、今後の対策について記述していきます。

本日、午前1時過ぎ頃に、父がトイレ内で急激な体調不良に。
そんな深夜に早寝の私が起きているはずもなく…。
ちなみに母は夜更かし型ですが、それでも24時には就寝します。

こりゃヤバイと思った父は、トイレのドア蹴り続けたそうです。
その時、私は就寝中で、最初は何の異変にも気付かず、スヤスヤ。
ですが、眠りの遠くから「なんか鳴ってる?」気がして、
無意識にその謎の音をキャッチしていました。
ここで図らずも幸運だったのは、
私が地獄耳と音が鳴ると眠れない体質の持ち主であること。
割と早い段階で「なんか鳴ってる?」から、
「なんか鳴ってる!」になり、
「ドン!ドン!ドドドドン!」と妙にビートを刻んだ謎の音に、
「地鳴り?地震!?」と思い、文字通り飛び起きました。
実は脳内で「ドンキホーテのテーマ」が流れたことは内緒()。

しかし、寝ぼけた頭では、この音が「父のSOS」だと理解できず、
「揺れてはいない…え?どこから鳴ってるん?」
と、頭の中は「?」だらけ。

ですが、
控え目に言って「すげぇうるさい音」が鳴り続けています。
何かの異変かもしれない、と睡魔はどこかに飛んでゆき、
謎の音がどこから鳴っているのか確認しないと不安で眠れそうにもなく…。

謎の音の出先を確認すべく、とりあえず、部屋の窓を開けました。
外からは鳴っていない、どこ?
つぎに、部屋の扉を開け…た瞬間!大音量!
「えええ?」めっちゃ鳴ってる!

謎の音が出ている場所を探そうと部屋を出たら、
トイレの小窓からの灯りが真っ先に目に飛び込んできました。
夜中でホールが真っ暗だったことも幸いしていたと思います。
そして、私の部屋がトイレから比較的近かったことも幸いしました。

位置関係-1


気になった私がトイレに近づくと共に、謎の音も大きくなり、
確信を持った私はトイレのドアを開け…
ようと思ったんですけど、
まさかのトイレのドアがロックされており…。
今思えば、この時、私は冷静さに欠けていたので、
あろうことか、
私もトイレのドアを強く叩き返して、まるでエール交換のように…。
しかし、父は難聴で、
右耳の聴力は失われており、左耳は大声で話しかけてやっと聞こえる程度。
必要に応じて補聴器を着ける生活しています。
当たり前ですが、
難聴な上にパニック状態の父に、私のへっぽこノック音は伝わりません。
ただ、今は振り返って書いているので、
トイレの中にいたのが父と分かっていますが、
当初は、てっきり頻尿な母が中にいたと思い込んでいました。
ドアロックの赤い部分を見つめ、ドアノックを続けること数分。
そこでやっと気付きました。
これって、硬貨で開くってヤツなんじゃなかろうか、と。
即、自室に戻り、財布から10円硬貨を持ち出し、
いざ!ロック解錠に参る→拍子抜けするくらいに簡単に解錠できました。
10円硬貨の価値感が活用法によってこんなにも変わるとは…(そこ?)。
やっと開いたトイレのドア。
ひどい悪臭と共に、父が倒れ込んできました。
ドアを蹴っていた父は突然ドアが開いたため、便器からズリ落ちたそう。
慌てて「大丈夫?どうしたん?」と父を助け起こすと、
「気持ちわりぃ(悪い)。でーれー(とても)えれぇ(苦しい)。」
とネイティブな岡山弁で強く訴えかけてきました。
「どうしたん?どこがしんどいの?どんな風?吐きそう?」
と聞いても、
「気持ちわりぃ(悪い)。えれぇ(苦しい)んじゃ!(やや語尾強くなる」
これの一点張りで、具体的に何の不調なのかは分かりません。

ただ、父の下半身が剥き出しであったことと、
便器内に大便があったので、
排泄中に不調をきたしたことは把握できました。

病院で受診させることを即判断しましたが、
ここで悩んだのは、病院までどうやって連れていくか。
私は車の免許を持っておらず、
車の免許を持っているのは、
具合の悪い父本人と、就寝中の母だけ。
しかし、寝起きが非常に悪い母に運転させるには一抹の不安が…。

救急車しかない。そう判断した私は119番通報。
電話で父の症状を聞かれますが、
どこが苦しいのかは分からないので、
発見した時の状況と、持病(難聴も含む)現在訴えている症状、
そして、通報者の私の氏名と間柄、住所等必要な内容を伝え、
救急車の到着を待ちました。

やがて救急車が到着。深夜だからか、田舎だからか、早い到着でした。
救急車が到着するまでの間に母を起こしにいきましたが、
案の定、母は揺すっても起き上がらないので、諦めてそのままにし、
自室で簡単な着替えだけ済ませ、父の許に戻りました。
救急隊の方が父の対応するも、父が難聴ということもあり、
なかなかスムーズにはいきません。
救急隊の方が、父に、名前や生年月日を聞いても、
「気持ちわりぃ(悪い)。えれぇ(苦しい)…(やや語尾弱くなる」
と繰り返すばかりなので、119番通報した際にも説明した、
「父は難聴なので聞こえていない可能性がある」ことを、
救急隊の方に説明すると、
「分かりました。病院に救急搬送します。同乗おねがいします。」
と言われたので、バッグだけ持ち、
担架で運ばれる父と共に、ご近所様が群がる救急車に乗りました。
(田舎だからか、深夜にも拘らず、救急車の周囲にはご近所様が…)

病院に到着し、そこからのことは担当医師にお任せしました。
「ご家族の方は待ち合いでお待ちください」と言われ、
すごすごと待合室に。
時間を持て余した私は、スマホでも、と思ったのですが、
慌てて身支度をしたせいで、スマホ持ってくるの忘れた!
(元々スマホに依存していない為、携帯不携帯は日常茶飯事)

待ち合いの時計を眺めるだけの、長い長い時間が続く…。
待つこと約4時間半。
看護師から呼ばれ、担当医師のところへ。
結局、父の不調の原因は水分不足による、重度の便秘から来たもので、
摘便を行ったら大量の排便があったとのこと。
入院する必要もなく、大事には至っておらず、一安心。
軽い脱水症状も起こしていたそうで、
点滴を打っている父のもとへ行くと、
父本人曰く「ケロっと元気になった」。
(常日頃、水分摂ってと言ってるのに…父よ…聞く耳持っておくれ…)
点滴が終わるのを待つこと、更に約2時間。
長い治療が終わり、今後の生活習慣改善のアドバイスを受け、
会計を済ませ、帰宅しようとしたのですが…。

待って、どうやって帰るのさ。
病院までは救急車で来たため、帰りの交通手段が…。
タクシーで帰ることも検討しましたが、もう時刻は9時前。
さすがに母も起きているので、母のスマホに電話しようと…。
待って、どうやって電話するのさ(白目)。
119番通報でスマホ使ったクセに、なんでスマホ持ってくるの忘れるんだ…。
だがしかし、ここは病院。しかも、総合病院。
さすがに公衆電話あるよね?と思い、
会計受付の方に公衆電話の有無を確認したら、ちゃんとありました!
さてと、母に電話をかけ…え?母の携帯番号…。
待って、どうやって電話するのさ(2度目)。
念のため、待たせていた父に母の携帯番号を聞くも、
「そんなん知っとるわけなかろーが」
ですよね…。
「家に電話せぇ」
あ!ナイス父!
固定電話(家電)の番号は父が覚えていたので、難なくTEL。
「トゥルルル…トゥルルル…只今、留守にして…」
まさかの留守電んんんn!
こりゃタクシーかなぁ…と思いつつ、
留守電に今いる病院名や迎えにきてほしい旨等メッセージを残していたら、
「ガチャ、もしもし?」
お母様降臨きたあぁぁ!(電話に出るだけで崇められる簡単なお仕事)
再度、今いる病院名と、父といるので迎えに来てほしい旨を伝えると、
「は?病院におるん?どうゆう…プーップーッ…」
今日、大活躍した10円硬貨様のお仕事が終わった瞬間でした。
まぁでも、後は待てば来るでしょうと、待っていたものの…。
来ない…もう1時間以上待っているのに、母が来な…来たあぁぁ!
そこには、明らかに怒りに満ちた母の姿がありました。
入口から射す朝日がまるで後光のよう。
そんな母の開口一番は「朝から何なの!」でした…。
いつもなら鬱陶しい母の小言に有難みさえも感じながら、
事の経緯を説明しようとしたら、
「いつまで待たせるんなら(待たせるんだ)!」と父の怒号が飛び、
「出掛けるんは化粧やらドライヤーやらせんと!」と応戦する母。
やれやれ、夫婦喧嘩できるまで回復してくれて良かったぁよ、
と、なんだか気が抜けてきましたが、ここは病院。
ご迷惑になってはいけないので、
「まぁまぁ、病院で騒がずに、車の中で話せばいいやん」と、
半ば強制的に車内まで移動し、無事、帰宅できました。

と、ここまでは今日起きたことを面白おかしく書いてきました。
ですが、
今回は極めて運が良かったケースだと、冷静になって気付きました。

まとめると、
・ドアを蹴り続けられる程度の体調不良だった
・高齢者である父の脚力が強かった
・私が異音に気付きやすい体質であり、環境にも恵まれていた

これが万が一、
父の持病である心筋梗塞を起こした場合と考えると、ゾっとします。
当然ですが、意識を失う可能性もあります。
両親ともに高齢者なので、
これからの季節、ヒートショックも気になります。
(トイレと脱衣場にはヒーター設置、浴室暖房使用等、対策はしています)

そこで必要なものに気付きました!
我が家の浴室には「呼出」ボタンがあり、

お風呂

この「呼出」を押してもらえれば気付けますが、
トイレには「呼出」ボタンを設置していませんでした。

そこで慌てて楽天市場で購入したのが、コチラ

ワイヤレス チャイム セット 押しボタン(呼出を光と音でお知らせ)

押しボタン

工事不要、取り付け簡単なので届いてスグに使えること、
障害物がない場所では最大100mまで届き、
障害物がある場所(1階と2階等)でも約50mの飛距離があること、
送信機(呼出)と受信機(レシーバー)がどちらも増設可能なこと、
等々、私が必要としていた条件をすべて満たしていたので、
上記商品の購入に至りました。

これを機にトイレ(1階と2階の2か所)だけではなく、
父の寝室と母の寝室それぞれに設置するために、
増設用送信機(呼出)も追加で3台同時購入しました。
しかし、この送信機(呼出)は電池式なので、マメに交換せねば。
(念のため、月初にすべての送信機の電池交換行うことに決めました)

ちなみに私は、万が一の時、電池切れしてたら意味が無いことと、
基本、自室にいることが多いために、
私はACアダプターセット(電池を入れて持ち運びも可能)にしましたが、
マメに電池交換される方や、部屋の移動が多い方は、
同品で電池タイプ(ACアダプター無し)だけでもいいかも。

何事も未然に防げるのが最善だし、安心を買ったと思えば安い買い物です。
それでも、呼出さえも押せないケースを想定した対策について考えねば…。

高齢者と暮らしていると言うと「大変だね~」とよく言われますが、
日常に潜む危険について沢山学べるので、自助にも繋がったりします。
いつかは私も年老いて、高齢者となる。
その時に、今の経験が役立つと信じています。

今日も長々と書いてしまい、申し訳ございません。

最後までご高覧頂きまして、ありがとうございます。

このnoteで、あなた様の心と少しでも繋がれますように。
i wish.


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