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管理職で経験した、部下の育成と子どもの育て方の違うポイント

大人(例えば部下)と子どもと違うことと同じこと

私も管理職の時は仕事ができる部下に悩まされたり、よく話し合いをしたり苦労が絶えなかった時期があります。

ところが大人も営業で結果が悪いと怒られる世界である。しかし大人でも大事なことは最初に子どもと一緒で「目標をどこに、どのように設定しているいないかで大きく後に影響してくる。」基本的に新人かキャリアの浅い部下に対して、

上司は「今日の営業は、お客様のところでカタログを出すところまでを目標にしよう。さあ、カタログを出すためにはどうしたらよいか、どのタイミングがいいか考えてみようか。」

部下には「教育」も必要なので、全部考えさせるのではなく、「こういう方法もあるよ。」とスキルアップのための会話も必要だ。

そしてもう一つ必要なのは「何件」回るか?ということも指示してあげる必要がある。何事も具体的な数字は必要である。当然無理な数字は要求しない。(子どもなら「部屋」という字を何回書くのか、です。)

実際に立てた目標をもって部下は営業へ出ます。以前違うエリアで同行訪問したこともあるので、全くの素人ではない。しかし一人だと緊張するし、思ったようにできないこともあるし、いいお客様にあたって会話が弾むときもある。

大人と子どもを混在すると間違いがおきてしまう

部下が帰社したら、まず指示された件数を回れたか確認する。普通は「はい回れました」だが、回れていない場合は、理由を聞く。「分かった」で良い。3回まで結果は問わない。

次に何社カタログを見せることができたかを聞く。1社でも渡していたら「そうか、○○様だね。どんな反応だった、とかどんな会話ができた」かを聞いてキチンとその1件について共有することが大事だ。

他はどうだったか?渡せた会社、渡せなかった会社、すべて先ほどの通り会話をし、「できると予測していた会社」は自らなんでできたかを考えさせながらできたことを共有する。「できない予測をしていた会社」が出来ていなかったら、考えさせるが具体的なアドバイスをする。

この場合は次の目標設定を無理に上げる必要はない。根気よく待てば必ず目標に到達する筈である。「よく粘り強くやったね」と自己肯定感の向上を忘れずに。こうやって無理にライバルなどを作らず確実に進歩させる。

そして、成果が出ない場合は、何か課題がある筈なので同行支援などで把握すること。そして課題を解決してから再チャレンジする。
この繰り返しが基本である。

もうお分かりだと思いますが、子どもにも数字の目標を与えることがあります。そうです。お風呂に使って数を数える、歯磨きを何分している等
「○○ちゃん自分で〇回数えてお風呂に浸かっていたね」「○○ちゃんお口の歯〇分歯を磨けたね」等。

しかし社会人としての役割と子どもとは違うということを覚えておくべきです。

是非、サポートよろしくお願いいたします。日々自己研鑽し学びの本の購入と色んな団体「盲導犬協会」「国境なき医師団」等への寄付の資金にもしたいと思っています。お礼は更なる良質な記事を書きますのでよろしくお願いいたします。