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駐在生活におけるママ友付き合い③

日本にいても海外にいても、気が合う人、合わない人はいるもの。

海外に住んでいるからそうなんだよね?

ってその価値観や感覚を海外のせいにして見過ごすこともしばしば(笑)

そりゃ、子育て中で出会うママ友なんて、年齢も違えば生まれた場所も、趣味趣向も違うわけで。類は友を呼ぶで付き合ってた学生時代の友人関係とは似て非なるもの。

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ましてや駐在生活ともなると、初めての赴任なのか、二回目、三回目の赴任なのか、何か国目?みたいな人もいれば、永住するつもりの人も。挙げればきりがないほど同じ駐在とはいえ異なる部分は多い。旦那さんの立場が上になればなるほどその奥さんの立ち居振る舞いも変わってくるから日本でのママ友関係とはまた違った、独特な世界観がある。

が、ただ一つ、駐妻という立場から言わせてもらうならば、

長い人生のうちで海外で暮らしている時間というのはほんの一瞬に過ぎないということ。

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苦境のさなかにいる人間は必ずこの言葉を繰り返す。繰り返してかないとやってられないっていうほうが合ってるかも。

「海外」というところを変えて

長い人生のうちで子育てに携わっている時間はほんの一瞬に過ぎない

と言い換えることも可。

つまりはこの困難や試練は、いずれ終わりが来るということ。(不老不死の薬が開発されない限りは。)

この経験はあとで人生を振り返った時にきっとかけがえのない財産になる。

とか

あのままあの場所にいても自分は変われなかったはずだ。

とか

そうやって自分を奮い立たせて、踏ん張ってやっていくしかないから呪文のように唱えている。

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「駐妻なんて華々しくて羨ましい。」

自分がその立場になる前はそう思ってた。でも、とんでもない。英語ができないつらさ、せっかく海外にいるのに日本人とつるんでいくしかやっていけないつらさ。諸々乗り越え、割り切って、開き直って、生きている奥さんが多い気がする。

どんなに嫌な奴でも、神経疑うやつでも、

海外で踏ん張って頑張っているという点においては一緒。

わたしだって駐妻お茶会で言われてカチンときたことも、そらありましたわ。(一生その言葉忘れないからなって思ってるw)

でも、去年のコロナのロックダウン以降そういう諸々のしがらみから解放され、一人になることが増え、己とじっくり向き合うことができて、自分のマインドがこう、ガラッと変わっていくのを感じた。noteをやろうと思えたのもいいのか悪いのかコロナがきっかけだし。

でもまぁ本当に、コロナはいろんな面で人に影響を与えたことは確か。ましてや駐在生活中にこんなことになるなんてな!

そんな海外生活中の今だからこそ感じることなのかもしれないけど、

コロナ禍という壮絶スパイスが加わることによって、さらに自分のマインドは強靭なものへと進化を遂げようとしているのは間違いない。

今日も絶賛修行中

この自己暗示はとってもオススメ。

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逃げたい、やめたい、帰りたい。

けど、

逃げられないし、やめられないし、帰れない。

もはやこれ、生きている限りみんなが思うこと。「海外だから」とか関係ない。

でもほんとーーに苦しい人って自分以外にもたくさんいるのよ。自分が知らないだけで。自分の悩みなんて、ほんの小さなコミュニティでの話。広い視野で物事を見たときに、ビックリするくらい自分の悩みがバカらしくなる。俯瞰で見るのってすごく難しいけど、一度日本を離れて暮らすと、世界は広いということに気付くし、いろんな人間がいるということにも気付く。

地球規模で見たときの自分の小ささ半端ない。

海外住んでると煩わしいこともたくさんあるけど、(そのほとんどが日本人同士のことっていうのは駐妻だけの話)日本にいたら考えもしなかったことに気付かせてくれる。アメリカに来る前は人種とか差別とか貧困とか、そんなこと身にしみて感じたことなんてなかったから。

駐妻歴長い人がよく言う

家族が元気で健康で楽しいならそれでいい

っていうあのお決まりのセリフ。

それ、今ならすごくわかる気がする。

そこまで到達するのには時間と労力が必要なんだけど。

わたしたちには帰る場所(日本)があるということ。それは大きな励みだし希望。それに尽きるよ、ほんとに。帰れる場所があるって、待っててくれる人がいるって、本当にありがたいことなんだよね。

だからいまどこかで頑張ってる駐妻の方!

一人じゃないです!

海外生活の幕が閉じるその日まで、どうか、もう少し踏ん張りましょう!!

一緒にコロナ禍の海外生活を乗り越えていきましょう!!

日の丸のゴールテープはもうすぐそこです!!めっちゃ日本帰りたがってる言い方(笑)

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。



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