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会議とは何かという話

こんにちは。ココノエです。
仕事をする上で会議がないということはありません。では、そもそも会議とは何をしているのかについて考えてみた話です。

会議とはなんなのか

私の会議にの捉え方は、n次のベクトル計算です。
あらゆる会議には、現状(始点)と、求めたい結論(終点)があります。始点から終点までの最短値を求めれば会議の目的は達せられたと考えていますが、この最短値を求めるためには、

  • 解を求めるための前提事項

  • 始点と終点の最短値を求めるための軸の数(影響を与える変数)

  • それぞれの軸の固定値もしくは、とりうる値の範囲

が存在します。
そのため、会議の目的とは以下の順序で解決できます。

  1. 参加者全員で前提を合わせる(始点、終点、前提事項、分かっている軸及びそれぞれの軸の固定値、範囲)

  2. 参加者で始点から終点までの最短値を出すための解放を検討する。また、軸の過不足がある場合、その場で前提を修正する

  3. 最短値を求めるための情報が不足するなどした場合、それを宿題事項として調査するもしくは、情報は存在し解法の方向性について合意できた場合いずれかが担当し解を出しその後共有する

この捉え方について正否あると思いますが、重要なのは会議を曖昧に捉えたまま枝葉のファシリテーションのやり方等のHowにいくのではなく、あくまで自分なりの捉え方を持った上で望むことだと思います。

Amazonの会議について思ったこと

Amazonの会議のやり方についてときどきニュースを見ますが、私はこのニュースを見た時にはいかにもAmazonらしいと思いました。
まず、Amazonはとてもコストにうるさい会社です。特にユーザーに対する投資にならないものにはお金をかけたくない意識が強く、管理職のテーブルもどこかで要らなくなったドアをテーブルにしたなんてことも聞きました。
これを知った上で、ベクトル計算として会議を捉えていると、この会議の仕方は、Amazonなりのコスト削減施策に見えます。
ベクトル計算をする上での「1.参加者全員で前提を合わせる(始点、終点、前提事項、分かっている軸及びそれぞれの軸の固定値、範囲)」の部分は本質的に顧客価値とは関係がなく、いかにこれを無駄なくやるかはコストの削減につながります。結果、Amazonとしては叙述式の資料を作成し、それをまずは全員で会話することなく読み込むことが最もコスト削減になると判断したのだなと思いました。

さいごに

会議については何となくではなく、しっかりとした考え方と意識が必要ですよね(正しいかどうかは関係なく)、という話でした。

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