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ポリ袋でつくる簡単お味噌

お味噌の手作りって、大変そう。

それに現代の気密性が高い住宅環境だと、温暖化だし、夏に旅行出てるうちにカビそう…
そんなイメージがありました。

でも実はポリ袋で少量ずつ、簡単に作れました。大きなカメに仕込むのではなくて、小さいポリ袋なので、食べごろになったら、冷蔵庫保管が全く問題なくできました。

ポリ袋でお味噌

①作り方

簡単にまとめると、

茹で大豆を丈夫なビニール袋の中で潰す。
別のビニール袋内で、塩と麹を混ぜる。
混ざった塩と麹を、潰し大豆の袋に混ぜ込む。
よく馴染ませて、寝かせる…たまに様子見ながら自然な発酵を待つ。

これだけです!

私が作ったのとそっくりなレシピを発見しました。とってもおいしそう!

ちなみに、こちらでは成熟後は保存容器に移すことを推奨しておられますが、私の場合は、ポリ袋のまま保管で大丈夫でした。

あと、ビニール袋内の茹で大豆を潰すのは、麺棒を用いるのが一般的なようですが、指でムニムニ潰してもできました。
指で潰す感触は意外と気持ちよく、面白くて盛り上がるので、お子さんとやってみたり、カップルやご友人と一緒にお味噌を作るのも楽しいと思います。
ひとりで黙々と仕込むのも、集中できて無心になれて…心が癒やされますよ。

②実際に作ってみた


鎌倉のすてきなお店で、ササッと仕込んだ過程はこの当時の記事に

③発酵期間

1年以上待たなきゃいけない…
ということもなかったです!
お店の方曰く、3か月位で若いお味噌として美味しくなるとのこと。ちょっと食べてみたら、味はまだあっさりしてるけど、けっこうイケました!夏に、きゅうりや谷中生姜に付けて食べたら、サッパリと美味しい。

わたしは、半年くらい経った頃が1番好みでした。色も濃くなって、味わいもグッと複雑に、深みが出ます。お味噌汁や味噌鍋にピッタリです。

④食べ方

あんまり美味しくて、家族でモリモリ食べていたら、あっという間になくなり、半年後以降のデータは取れなかった程、楽しめました。

最高だったのは、やっぱりお味噌汁。シンプルなお味噌汁が、いつも以上に美味しくなりました。芳醇な香りが鼻腔をぬけてゆき、何層にも重なる旨味が味わい深いこと…。

「わたしが仕込んだお味噌のだよ」って家族に誇らしげに伝えるのも楽しく、褒められて、簡単なのに得した気分でした。

次は、多目に仕込んで、1年後の熟成具合も味わってみたいものです…😋

たんぱく質豊富な、芯からあたたまるお味噌汁のヒントはこちら

⑤応用篇

慣れてきたら、大豆と麹の割合を少しずつ変えると、甘み等が変化して、また楽しみが深まるそうです。
(麹が多いとより甘いという傾向あり。上記のレシピは、けっこう甘めの優しいお味の割合かと思います。しっかりめの味わいがお好きな方は、大豆の割合を増やすと良いです)

自分的最高レシピを模索するのも一興ですね。

また、一般には麹は「米麹」を用いますが、大麦麹を使うと麦味噌になるそうです。(麦味噌の定義を初めて知りました…!)
そして豆麹では、八丁味噌のような濃い豆味噌ができるとのこと。

味噌づくり、簡単だけど、いろんなパターンが作れて、いくらでも楽しめそうな…奥深い世界を垣間見ています。


以上、ポリ袋で仕込んだお味噌の作り方・楽しみ方でした!

改めて向き合ってみると、お味噌って本当に美味しい、素晴らしい日本食ですね。

こころからだ漢方
toki

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