見出し画像

当たり前なんですけど仕事を辞めると重度障害児の子育てが楽です

先日、仕事を辞めたのですが。

仕事を辞めると、当たり前なんですけど、子育てが楽なんですよね。

それと、我が家には生まれつき歩けない、いわゆる重度障害児の息子がいて。彼の子育てというか、側から見ると介護もしているのですが。

仕事をしていないと、特に、重度障害児の息子の介護が楽なんですよね。

というのも、重度障害児の息子は、急な予定変更が起きることも度々で。
その度に会社を休まなければならなくなるので、

例えば、先週は、急に小学校の先生から、
「3日後の金曜日に、支援学級のみんなで動物園へ行くことになりました」
と言われて。

突然、小学校の先生から、3日後の金曜日に動物園へ行くまでの付き添いをしてほしいことや。
当日は、お弁当が必要なことを聞かされたのですが。

仕事をしていると、急に平日にある学校行事へのお手伝いを頼まれても、
「急に会社を休む」
ということが難しいじゃないですか。

いえ、会社を急に休むことは、もちろんできるんですけど。
会社の上司同僚その他いろんな人に、いろいろと謝らなければならないので、それも大変なんですよね。

だから、ついつい、急に学校行事のことを伝えられたりすると。
小学校の先生に、学校行事って急に決まるものなの?
もっと早く教えてよ!
と怒りをぶつけそうになるんですけど。

今は、私は仕事をしていない、無職の身ですので。

3日後に遠足になりました、動物園に行くまでのお手伝いをお願いします、と聞かされても。

「ああそうなんだ」
という感想しか浮かびませんでした。
あとは、お弁当の材料買うのを忘れないように、今日のうちに買っておくか、とか。


で、仕事を辞める前は。

仕事を辞めるという選択肢は微塵も考えていないくて。

どうやって仕事を続けながら、重度障害児の子育てを両立をしていくか。
時短でも、休みながらでもいいから、今の会社で仕事を続けていくか。

ということに心血を注ぎ、クタクタになりながら、今の会社にしがみつき、仕事と介護育児との両立を目指すべきだと考えていたのですが。

いざ仕事を辞めてみると、重度障害児の息子にまだまだ手のかかるうちは一旦辞めてもいいし、前の会社だけで仕事を続けなくてもいいし。

重度障害児の子育てが、いかに楽しくできるかということに心血を注げばよかったんですよね。ということに気がつきました。

もっと視野を広げるべきでした。


というわけで、仕事を辞めたのですが。

無職で、何もやることがない私ですので、重度障害児の子育てが楽です。

楽になって、やっと視野が広がって、思ったことなんですが。

重度障害児の子育てと、前の会社との両立にしがみついていた時は、どうやって今の会社で子育てと仕事との両立をやり抜くか。ということに心血を注いでいたのですが。

今は少し視野が広がって、どうすれば重度障害児の子育てが楽になるのかを第一に考えてます。

(追伸)
この話がいいなと思いましたら、100円(記事購入)または500円(マガジン購入)の投げ銭をお願いします。

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?