副業、企業の境界溶かす ヤフー高スキル人材100人採用
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新卒で老舗ゲーム会社に入社約10年働いたのち、大手アパレルで2年、その後大手ゲームプラットフォーマーでサラリーマンをしています。一貫して経営企画・事業企画の仕事をしてきた経験から、業界情報や気になるニュースについて書いていきます。
本日はヤフーが副業人材の募集を始めるというニュースです。ホームページへ行くと、副業人材受け入れと同時に、無制限リモートワーク、コアタイム廃止を決めたというのがわかります。
毎朝出社して、会社の枠組みの中で仕事をして、その働き方自体に疑問を持つこともなかったですが、僕も長期間リモートワークを経験して、今までの当たり前が当たり前じゃなかったんだということにやっと気づいたところでした。（もちろん面白いプロジェクトに参画している期間は、早く会社に行って仲間と仕事がしたかったし、終電ダッシュでもやりたいところまでやりました。今後も仲間を同じ空間で感じながら仕事をする場所は欲しい。）
そんな中、すでに仕組み化して、外部に公表するスピードが非常に早いですねヤフー。
具体的な募集内容は以下の通り。
アドバイザー：月５時間5万円って安すぎますね。。これは単純に「副業」と捉えると割りに合わないなあと思いそうです。
しかしネットの反応は、面白い、応募したい。報酬云々より安宅さんと仕事がしたいなどポジティブなものばかり。僕も「5万円」よりも、一つの会社に所属しながら、別の会社の人を含むアセットにアクセスできる事に興味を持ちました。
なので今回の施策は、単純な業務委託と言うよりも、賢い採用手段なのではないかと思いました。チャレンジングでポジティブな方の応募を集め、さらに仕事の質まで確認できる。採用に至らなくても現在のビジネスモデルを回す内部社員の時間を犠牲にせずに、事業の種は外部から集まる。
採用のPRとしては成功ですし、5万円×100名=500万円で人材を獲得できれば通常の中途採用よりもコスパが良いですね。
では、ヤフーさんの戦略にまんまと乗って、早速企画書つくろう。
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