アートボード_1-100

「120パーセント」という考え方。


最近、なんだかよくわからないのですが、
いつも通り朝起きて、いつも通り通勤している時に
元気がふつふつと湧いてくる瞬間がありました。


そんな時に思い浮かんだ、
大学時代からの一人の友人に関して
文章を書いてみたいと思います。


まず初めに。


彼女は元気の塊、あるいは台風のような女です。


大学時代、課題や卒業設計、
授業外でのプロジェクトに追われて、
夏休みも冬休みも、春休みも関係なく、

毎日毎日学校に出てきて
必死に作業をしていた僕たちの元に、

彼女はふと現れるのです。



そして、一通り自分の現状(主な内容は長期休暇の予定)
を僕たちに伝える作業を終えると、「バイトや〜ん」
といって帰っていくのです。


残された僕たちは、
いつも唖然としていました。


このように、本当に台風のように
突然現れて、いろんなものや人を巻き込んで、
何事もなかったかのように姿を消してしまう、
そんな彼女ではありますが、


一つ確実に言えることがあります。



それは、
彼女は全力で、120パーセントで、
遊ぶことに向かい合っていた
ということです。

100パーセントではありません。

120パーセントです。


彼女の長期休暇の予定を聞かされるたびに、
そう感じていました。


みっちり、きっちり、
まさに寝る間もないほどに、
遊ぶ予定を組んでいるのです。


そんな彼女の姿を見て、
ぼくの中に「120パーセント」
という軸が生まれたのかもしれません。


通常であれば、
なんでこいつはこんなに遊んでばっかなんだ。
というような負の感情も生まれても
おかしくはないはずだとは思うのですが、


彼女の遊びに対する姿勢、
人生を楽しく生きようとする姿勢は、
並大抵のものではなく、

それはもはや尊敬に値するものであったのだと
ぼくはそう感じています。



そんな彼女から学んだ、
「120パーセント」という軸。


今となっては、ぼくが前向きに、
明るく生きていく上では、
欠かせないものとなっています。


もし、何処かの誰かに、


「それは100パー無理だからやめておけ。」


というようなことを言われたとします。


そんな時に、どこからともなく、
20パーセントの可能性が湧き上がってくるのです。


100パー無理?だったら残りの20パーにかければいい。


この20パーセントの確率は、
どこにあるものでもなく、
ぼくの中に常にキープしているもの
なのかもしれません。


「困った時の20パーセント」です。



何を言っているんだと思われるかも
しれないのですが、

もともと、すごくネガティブで
悲観的だったぼくにとっては、

この20パーって、
本当に掛け替えのないものであり、

ぼくの心、行動、意思を
支えてくれているものなのです。


台風のような彼女に、
自分の中にある感情やモヤモヤを
ぶつけてみた時には、

彼女はすごく苦い顔をして、

「ネガティブすぎて無理〜!!」と言いました。


ぼくはあの時の彼女のすごく嫌そうな表情を
今でもはっきりと覚えています。笑


当時は、なんでこんな遊んでばっかのやつに
こんな顔されなきゃいけねぇんだ!と、
思ったこともあるのも正直な話。


ですが、そのような一連の流れと、
彼女の存在、生き方、というものが、
ぼくに「20パーセント」という
光を与えてくれたのも事実なのだろうと、

ここ最近は特にそう感じます。


わずか20パーセントの違いではありますが、
そのわずかな20パーセントを感じさせるほどに、
全力で遊び、全力で楽しもうとしていた彼女。


そんな彼女の存在があったからこそ、
20パーセントというものに
価値を見出すことができたのかもしれません。


それと同時に、この120パーセントの考え方って、
しっかりとコントロールできるようになれば、
案外使えるものだったりするんです。


いろんな物事に対して、
100パーセントと120パーセントの軸
当ててみます。


そうすると、果たしてそれは、
本当に自分にとって必要なものなのか、
本当にできないことなのか、
本当にしたいことなのか、

ということがうっすら浮かび上がってきます。


非常に感覚的な話ではあるのですが、
この100パーセントと120パーセントという軸は、
自分にとって本当に必要なものを見極める上でも、
自分自身が生きたいと思える道を見つける上でも、

とても大切な軸なように感じています、、、。



ということで、今回は
大学時代からの一人の友人を元に、
「120パーセント」という考え方について
文章を書かせていただきました。

なんでもないようなことではありますが、
生きていく中で、ワクワクする瞬間を
見つけた時に感じた考え方です。


そんな小さなワクワクをたくさん
かき集めていきたい
と、

そう感じています、、、。



それでは本日も最後までお付き合い、
ありがとうございました!


それと今回、この記事を書くことを
快く承諾してくれた120パーセントの女、
ありがとうございました〜!



#日記 #デザイン #インテリア #インテリアデザイン #商業 #建築 #ことば


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?