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人と向き合う、ということ。



今日で2019年も最後という事で、、、


僕にとって、とても貴重で、とても大きな、
そして、とても温かい、この1年間を、
文章として記録しておきたいと思います。


それではさっそく、、、。


僕にとっての、この1年間は、
人生の中でも特に貴重で、大切な
1年間だったのだと、

振り返ってみると、そう感じます。


というのも、

大学でデザインを学び、その後、
デザインの職に就きながらも、

理想と現実のギャップや、企業で働くということ、
そして、「大人になる」ということから目を背け、

デザイン、インテリア、建築と、
距離を置いていた2018年。


そんな1年越しの2019年という、
1年間だったからです。


デザインが、
僕自身がしたい事が本当にデザインなのか、
商空間をデザインする事なのか、

本当に分からなくなってしまった中、


倉俣史朗という偉大なインテリアデザイナーが
過ごした場所を見てみたくて、
過ごした時間を過ごしてみたくて、


そんな一心で、
桑沢デザイン研究所への入学を決めました。



もちろん、ここへ来たところで、
何か明確な答えが見えているわけではありません。


むしろ、わからなかった事はわからないままです。


ですが、
わからない事が、わからないものである、という事が
僕自身、明確になった1年間でもあります。


デザインは、
誰かや何かにとっての幸せの為に在るべきものであり、
誰かや何かにとっての幸せとは、時として、
誰かや何かにとっての不幸でもある、という事を、

僕自身が受け入れるために、
必要な時間であったのだとも思います。


そんな、僕にとって大きな1年間を過ごす中で。
特に大事にしてきたことがあります。


それは、「人と向き合う」ということです。

今、目の前にいる人が、
何を思っているのか、何を考えているのか、
その人の発した言葉の裏には、

どんな世界が広がっているのか。

そんなことと、僕なりに、全力で、
ちゃんと向き合いたかった。


そう思うまでの背景には、人との出会い、
僕自身が過ごす環境の変化など、
様々な要因があったのだと感じています。


ですが、その根本にはきっと
僕自身が、誰かにそうしてもらったことが
なによりも嬉しかったという、

実体験があるのだと感じています。


僕が尊敬する方々は、
僕の話に「こころ」をかたむけて聞いてくださいます。


僕よりも何十年も長く生きてきて、
僕が想像できないほどの、経験も知識も
お持ちであるにも関わらず、


その方々は、僕が発する一言一言を、
大切に、慎重にすくい上げてくださいます。

だからこそ、僕もその方々に対して、
全力でぶつかっていける。


表面的な言葉や偽りの姿が溢れかえる
この社会だからこそ、


僕にとってその方々の存在は、
すごく輝いていて、温かい、

そのような存在です。


そのような方々の、誰かとの接し方をみて、
僕は、僕自身大切にしていきたいと思う、
「人と向き合うということ」を学びました。

相手に対して、
尊厳を持つ。興味を持つ。愛を持つ。


誰かと向き合う、その先にあるべきものは、
決して自身の欲ではなく、

誰かの存在である


ということ。



そんな当たり前のようで、
僕にとって、すごく難しかったことと、
ほんのすこしではありますが、向き合うことのできた、
1年間であったのではないかと感じています。


そして、このことはもちろん、
デザインをしていく上でも大切にしたいと思うことです。


クライアントが求める何かを、
表面的な捉え方をしてしまうのではなく、

本質を見極められるデザイナーでありたい。
人間でありたい。


ということで、
2020年も悩むこと、考えることは尽きない
1年であるかとは思いますが、


悩むこと、考えることを楽しめる人で居られるよう、
過ごしていきたいと思っています。



最後にはなりましたが、2019年、
僕と関わってくださった方々、

noteを読んでくださった方々、

たくさんのデザインの話をした友人、

そして、遠くから応援してくれる家族。


たくさんの人との繋がりに感謝をもって、
2019年、残りの数時間を過ごしたいと思います!


それでは本日も最後までお付き合い、
ありがとうございました〜!


#日記 #デザイン #インテリア #インテリアデザイン #商業 #建築 #ことば #karehadesignterminal


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