建築さがし-サイエンスヒルズこまつ-
こんにちは、高橋向生です。
需要があるか分からないけど、なんとなく行ってみた建築や旅行先を写真付きで解説と感想を描いてみようかと。
感想については、建築の編集者や、プロの建築家が参考になることをかいてらっしゃるので、体感した雰囲気をお伝えしていきます。
よければ旅行先をきめる参考や、建築を体験する参考などにどうぞ。
写真は構図などを考えずに撮っていたりしたので、そこはご了承ください。
場所と位置
場所は石川県の小松市、金沢のすこし下にある小松駅のすぐ目の前にあります。
小松駅から歩いて5分程度という簡単にいけます。
ちかくには、大型の工事用車があります。
迫力がすごい!
(すみません、そちらの写真はとってなかったです……。)
設計者は UAo 株式会社の伊藤 麻理さんです
建築写真
駅から歩くと見える正面
地面かららそのまま丘が盛り上がったような建築
(手前の丘から階段で屋上にのぼることができます)
側面から見るとこんな感じ
実はこの建築は、屋上の丘みたいになっている部分は自由通路で、いつでも通ることが可能です。
丘の谷間になっている部分から入ります。
丘の上からみえる景色。遠くの背景に石川の山々。
本当に丘のような建築。丘の上を駆けめぐる気分。
フェンスの根元に草木が生えて、フェンスの存在を和らげています。
丘を登ったり降りたりしながら……
中庭の広場につきました。
また上り下りを繰り返して……
2階の食堂へ直接向かうことも可能です。
丘から突きでた不思議な球体。
良く見るとロッククライミングが埋め込まれている。
実はこれ、仲にプラネタリウムがありまして、それが屋上へでてきたものとなっています。
ロッククライミングの遊び心は楽しいそうですね。
そして、また上り下りしながら
小松市は高層の建物がほとんどないため、向こうの景色まで見えます。
段々とおりて
最後は駅の正面まできて終わりです。
丘の下は駐輪場になっていたり
デットスペースになっちゃりしていました。
室内の写真はインターネットへの投稿が良いか判断できないため、控えさせていただきます。
平屋の建築ですので、室内で床の高さが変わることは、ほとんどないです。
バリアフリーが守られ、車いすの人でも余裕で回れます。
中では、子供たちが楽しく科学を学べる仕掛けや設備が沢山あり、多くの経験を得られる場所です。
また、駅に近く地域の拠点にもなるため、仲には多目的土間ホールがあり、地域での発表の場になっていました。
屋上の丘同様に、室内の天井も丘の形がそのまま表れています。
丘のズレや重なりでハイサイドライトから光が入ってくる状況です。
模型
学校のプロジェクトで「サイエンスヒルズこまつ」の模型を作りました。
感想
この建築を体験して強く思ったことは、いつも感じる空間とは別の体験ができたということです。
空間の評価は大体が室内の構成や雰囲気、でき方などで評価すると思うのですが、これは外部空間のほうが明らかに優れていると感じました。
室内はバリアフリーの考慮を含め、床の高さは全て同じです。
天井面も丘の2次曲線を上部にしいたようになっています。
しかし、外の丘は階段を使いながら上り下りを繰り返し、景色の変化を体感する空間となっています。
それは、小松市が住宅が多いことと、高層建築が少ないこと。それによって、遠くの景色まで伸びるように見えています。
これからも少しずつ建築の写真を上げていけたらなと思います。
ありがとうございました!