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アイデンティティー/緊迫の90分間

▷『アイデンティティー』 Netflix

▷86点/最後の生き残り者は誰か?

▷あらすじ
『人里離れた一軒のモーテル。激しい豪雨が降り続く夜、ある男性は息子を伴い、交通事故で大けがをした妻をそこに運び込む。そして、交通事故を引き起こした女優の秘書も付いていく。救助の要請もするが、電話は一向に繋がらない。そこに集められたのは、11人の男女。徐々に一人ずつ殺されていく。果たして、何故なのか?』

▷徹底感想
90分でこの内容を収めるのは、凄いですね。後味の悪い映画でも有名である意味が分かります。

ではでは、この映画を3つの言葉で紹介しますと

『徐々に死ぬ人達』『何故彼等は出れないのか?』『お、お前か!』です。

まず『徐々に死ぬ人達』は、この物語の大きな軸でもあり、最大の謎です。
集められた11人の中には、全員異なる職を持ち、何かを隠しています。

最初に犯人を疑ったのは、死刑囚でした。11人の中には、死刑囚もあり、一人が死んだら、死刑囚が捕縛された場所を見てみると、死刑囚が逃げていました。しかし、次に殺されていたのは死刑囚でした。

そして、再び死刑囚の線が無くなり、また新たな犯人を捜さなければなりません。そして次に殺されるのは??という緊迫の状態と謎が残っていきます。必ず亡くなっている人が持っているのは、カウントダウンされる部屋の鍵のルームキーでした。これもあと何人が死ぬのかを予想できるのですが、誰が死ぬのかを予測出来ないから楽しみました。

次の『なぜ彼等は出られないのか?』ですが、これも重要な軸の一つです。
雨で道が崩れ、男女11人が一つに集中します。普通なら、何個か店やホテルがあるのに、何故かこのホテルしかないんですよ。

また出ようとすると、車が大破したり、絶対に出そうとはさせません。まるで、雨が生きているかのような感じでした。

この謎も解決されますが、ここも素晴らしいです。

最後の『お、お前か!』ですが、この物語の最大の大オチに関わるので、話しませんが、徐々に人が死んでいきます。そして、3人になり、本当の犯人を見つけます。そして、犯人と残りの二人の戦いが始まり、物語の終着を迎えます。そして、物語が幸せを迎えるかと思いきや、最後にとんでもない終わり方します。これは、話せない。観てくれ!
絶対に『お、お前なんか!』と言います。

▷まとめ
以上が『アイデンティティー』の作品の紹介でした。この物語には、隠された大きな謎があります。それは、集められた人の共通点です。
彼等は全員同じ州に住んでいて、誕生日が同じだったことです。果たして、これはどういうことなのか?

ではでは、次の作品で会いましょう。


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