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何回も浮気されてもすきになった。現代詩。

どうして

どうして

まだ

まだ

すき

くりかえす

感情と

たぶん

煩悩

理屈を

屁理屈で

なんか

卵焼きを

焼く

要領で

なんども

なんども

重ねていく


それに

いみを

こめたいけれども

何となく

こめられない

嗚呼

だからさ

好きなの。

好きなの。


はいはい。

自分で

あの人を悪く言ってもいいけれども。

他の人には

言われたくないの。

だから

言わないで。

聞くだけにして

私のぐちを

それだけでいいの。

どうして

どうして

まだ

まだ

すき

くりかえす

感情と

たぶん

煩悩

理屈を

屁理屈で

なんか

卵焼きを

焼く

要領で

なんども

なんども

重ねていく

それが

あなたと

わたしの

関係を

濃密にしたらいいのに。

そう。

それが

いいわ。

あの人には

私だけなんだから。


私だけなんだから。


どうして

どうして

まだ

まだ

すき

くりかえす

感情と

たぶん

煩悩

理屈を

屁理屈で

なんか

卵焼きを

焼く

要領で

なんども

なんども

重ねていく

その

自己的で自分勝手なものを

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