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仮面を愛す。

仮面の自分。ほんとうの自分。区別したい。

理解して、知った気になって、変わった気になって、前進した気になって。

「知りたかった。本当の自分を。」そんな言葉を言いながら自己乖離している自分は特別だと主人公を演じる気分の波に乗っている。

仮面の内側を見られたら、と怖くなる。人と仲良くなると、怖くなる。

大丈夫。仮面を選んだのは僕だ。
そんな言葉が欲しかったのかもしれない。

勿論、環境要因で出来上がった仮面、でもこの仮面は僕以外つけることができない。
誰もがそれぞれの仮面をかぶっている。
仮面は武装かもしれない。盾かもしれない。たて。建前。
本音と建前、どちらもじぶん。仮面は形を変える。理解の深淵の道では、仮面も自我のキャラクターである。表情のように。
ほんとうの自分に囚われるのは、何かに蓋を被せる事になる。

仮面の内側で微笑んだ笑顔を、みんな見ている。

仮面を愛してくれた人もいたなら、愛して、受け入れていく。

僕だけの仮面、あなただけの仮面。

※追加

ほんとの音 sota.
https://youtu.be/4tIrunSDZFE?si=mfKSBA673OgOGm_3

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