見出し画像

小学校でシャーペンが制限される理由

こんにちは、渡利幸治です!
教育関係者のものづくりコミュニティ『+teacher』の立ち上げをしており学校現場などで使えるプロダクトの開発を目指しています。

そのコミュニティでは文房具などの開発も視野に入れているため色んな知見を私自身も持っていないとだめだなぁと思っていました。

そんなこんなで思考を巡らせていると、そういえば小学校でシャーペンって使われてないよな、、僕が小学生の時もシャーペンは制限されていたし、なんでなんだっけ。と疑問に思いTwitterで皆さんに聞いてみました。

すると、思った以上に
学校の先生方に様々な視点からご回答いただき、これはまとめた方が良いぞ!!と思い、筆を取った次第です。
※以下、解釈に違和感あれば修正していきたいのでご連絡頂けると嬉しいです!

★シャーペンは故障しやすい

シャーペンは10点以上の部品で構成されており、かなり複雑です。

パーツ点数が多いということは
故障やパーツの紛失リスクもあり
使えなくなれば授業が受けられません。
その点で、鉛筆が推奨されているようです。

★シャーペンで文字を書くのは難しい

力のコントロールが難しい小学生(特に低学年)が
0.5mmの芯で文字を書くのは難易度が高く、また最初からシャーペンを使うことで持ち方に変な癖がついたり握力や手のひらの動きの発達にも影響する可能性があるようです。
また鉛筆ほど、はね、とめ、はらいが表現できないのも問題なのかと思っています。

★シャーペンは鉛筆より遊びやすい

バネの分解、カチカチ音が心地良い、グリップの触り心地が良い(アルファゲル大好きだった…)
授業に集中できない要因がたくさんありますね。。

★シャーペンは単価が高い

鉛筆よりシャーペンの方が高価格帯のため紛失リスクが大きいのも理由として挙げられるようです。
1本3000円のシャーペンも量販店で普通に購入できるので確かに高価…

★シャーペンは先端が鋭利のため危険

先端が鋭利のため目に入ったりといった危険も鉛筆に比べあるようです。

まとめ

さまざまな視点で考えると学校側がリスクを取ってシャーペンを許容する必要もないということなんですね。一方で、これらのリスクを抑えたシャーペンが作れればかっこいいんだけど、アイデアは降ってきませんね。。。
(将来、そのようなシャーペンができたら、学校側で推奨される日も近いのかなと思ったり!想像するの楽しい!)

★シャーペンは故障しやすい
★シャーペンで文字を書くのは難しい
★シャーペンは鉛筆より遊びやすい
★シャーペンは単価が高い
★シャーペンは先端が鋭利のため危険


最後に(ちょっとだけ宣伝…ごめんなさい!)

今回は、鉛筆、シャーペンについてTwitterで教えていただいた内容を元に多方面から考えることができました…!(教えて頂いたみなさんありがとうございました…!!)

こういった形で現状分析をやりながら課題を発見し、学校現場やご家庭で使える文房具や日用品の開発を『+teacher』では目指しています!

まだまだメンバー募集しておりますのでご賛同いただける方、ご興味ある方、ぜひ以下のページ覗いてみてください😆(雑な宣伝ごめんなさい…!)


お申込みはこちら(事前申込)
▼▼▼▼
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScso3OJgdEq_BwQCrP8n1AjtrCYNoD0zJYH3PRtY4QuxNU2Bg/viewform

それでは!!!!

渡利幸治✏️

この記事が参加している募集

#スキしてみて

529,721件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?