スタートアップこそ外部の力を活用すべき

何でも自分でやらない

創業やスタートアップなど、何でも自分でやろうとする方が多い。
「専門家に頼むとお金がかかるので、自分でやらなきゃ」と各種許認可の申請から税務手続きや人事労務関連の手続き、事業計画書の作成や資金調達などなど。

更には、法人の設立登記まで、自分で調べて手続きしようとする。知らないことであり、それを調べるには当然に時間がかかり、間違いもストレスも多くなる。

創業やスタートアップでは少しでも早く事業を軌道にのせることが必要です。そんな苦手なことをする時間があるなら、事業を成長させるために自分の得意なことに最大限の時間を注入すべきです。

もちろん、多少のコストは発生するが、早く正確に処理するためには、外部の力を積極的に活用した方がお得です。
自分でやろうとすることで余計なことに時間をとられ、結果、事業を軌道に乗せるまでに時間がかかるケースが多くなる。

苦手な分野は大きくなってから内製化する

中小企業・ベンチャー企業においても、社長が営業から現場、経理・財務などの管理部門を兼務しているところが多い。
しかし、企業が成長するにつれて次第に管理の仕事が膨れあがり、社長本来の仕事に当てる時間が十分確保できないといった状況になり、それが企業のブレークスルーを阻害する要因になっているケースが多くなります。

創業やスタートアップ、中小企業やベンチャー企業などこそ外部の力を積極的に活用すべきです。苦手な分野や積極的に外部の力を活用し、自社の得意分野に特化すべきです。

そして、企業が成長してから、必要な人材を採用したり育成して、少しづつ内製化していけばいいのです。最初から、自社で人材を採用し育成するには、かなりの時間とコストがかかってしまいます。

CFOの必要性

企業の成長には戦略的な資金調達が必要になります。
数字が苦手で財務面の知識が乏しい社長が、銀行などに融資の交渉をすると、銀行の言われるままに場当たり的な資金調達になってしまうケースが多い。
スタートアップや中小企業・ベンチャー企業でも、これから成長や規模拡大を目指す企業には、CFO(最高財務責任者)のような視点や知識をもった人材が不可欠です。そのような、人材が社内にいなければ積極的に外部の専門家の力を活用しましょう。

適切なコストで企業の成長をサポートする大きな戦力となる社外CFOは、更なる成長を目指すスタートアップや中小企業・ベンチャー企業にとって極めて有効な人材獲得・活用法となるはずです。


苦手な分野は積極的に外部の力を活用し
あなたはあなたの得意なことに特化しましょう。

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