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|低山ハイク|奈良三昧、滝坂の道〜春日山原始林〜若草山〜戒壇堂、奈良県立美術館

2023年10月22日 
JR「奈良」駅、9時前着。
西へ向かえば、平城京。

信号を渡り、三条通を東へ。
奈良ならば、昼ご飯は「柿の葉寿司」にしようと思うが
駅前のお店は9時開店で、まだ開いていない。

別の店があるだろうと歩き出す。
今の時間は、人が少なく気持ちがいい。

テレビで有名な中谷堂、高速餅つきは、まだ開始していない。

ここを左折し東向商店街。
近鉄駅前の開いていた、たなかの「柿の葉寿司」を買って同じ道を戻る。
三条通りを東へ真っ直ぐ、左手に興福寺。電線越しで、やや不粋。

春日大社の一の鳥居から、右手に上り、名勝奈良公園。

シカの影。

浮御堂、

突き当たりを右、駐車場の脇を左折、東へ歩く、志賀直哉旧居も過ぎ、

この辺から「山辺の道」なっているらしい。

山辺の道(やまのべのみち、古代読み:やまのへのみち、古風な表記:山辺道旧字表記:山邊道)は、日本古道の代表的な一つ。大和の古道の一つ。古代大和の山辺(やまのへ。山辺郡の語源にあたる地域名)に通したである。日本史記録上)最古の道[1][2]日本現存最古の道として知られる。
奈良盆地の東南にある三輪山の麓から東北部の春日山の麓まで、盆地の東縁、春日断層崖下を山々の裾を縫うように南北に走る。

山辺の道ーWikipediaより

右折すれば、新薬師寺。左手に春日大社。
直進し突き当たりは、春日山遊歩道。
そこで右折、すぐ左折し東に向かう。

いつの間にか、前方をボースカウトの子供たちのグループが、
ゴミを拾って歩いてくれている。
ありがたいが、うるさいと思っていると、右折し白毫寺の方向へ。
見所いっぱいだが全てをパス。

まだまだ真っ直ぐ歩く、
柳生へ向かう柳生街道の一部が滝坂の道。

左側に大きな柿の木。
老いた柿の木の実を採らずに放置しておくと
「タンタンコロリン」という妖怪が現れるらしい。

やっと滝坂の道(柳生街道)着、10時前。

石畳の緩い上り坂が続く。

左手の裏側に寝仏、

案内の上部に夕日観音、

橋を渡り

朝日観音。

空が見える。

何度か橋をわたり、休憩場所着、10時半ごろ。
少し早いが昼食「柿の葉寿司」

すぐそばに首切地蔵、ここにも綺麗に花を供えてある。

交差する春日山遊歩道に移動、歩きやすい道。
派出所で左折、車道になる。

ラクラク、幅広の下り道。

車は時々通るが、何も考えずに歩ける快適。
トレランの人、数人。

休憩所、
すぐの橋を渡ると、鶯の滝

花山 地蔵の背

マムシ注意!

休憩所あり、

パーキングとトイレあり。

12時前、若草山山頂着、342m。
山頂には鶯塚古墳があり「鶯山」とも呼ばれる。

とにかく、鹿と人が多い。

奈良県民だった子供の頃、
若草山や東大寺は有名過ぎて、ベタ過ぎて、なんとも思わなかったが
改めて訪れると、今はとても良い所だと思う。清々しい。

少し色づく木々。

晴天、大仏殿。

ここから、階段道。

降りると観光地、バスと人多し。
右、大ぶつ、二月どう、手向山八幡

手向山八幡宮

参拝、狛犬多い。

鳥居を抜けると、門もなくスルッと東大寺。

二月堂、ここまでいっぱいの観光客。
北側の道へ、

人影なし

ここを抜けると、
耐震補強が済んだ、今回見たかった四天王が戻ってきた、
東大寺 戒壇堂

唐僧鑑真和上が天平勝宝6年(754)に来朝して、わが国に初めて正しい戒律を伝えた。その折、聖武太上天皇や孝謙天皇が受戒された大仏殿前の土壇をこの地に遷して戒壇堂を築き、伽藍を造営したのが戒壇院の起こりで、やがてここから多くの僧が巣立っていった。その後、治承4年(1180)の兵火で全焼、重源上人・西迎上人が復興した鎌倉時代の戒壇院も文安3年(1446)に炎上し、現在は江戸時代に再建された千手堂・戒壇堂(県指定重要文化財)・庫裏(くり)を残すのみである。

 東大寺 戒壇院戒壇堂HPより
https://www.todaiji.or.jp/information/kaidando/

大仏殿の賑わいは嘘のようにここは静か、参拝は私一人。
靴を脱いでお堂内をゆっくり拝観。
寺男さんと少し話して、新しい参拝者が来て入れ替わり。


その後、県庁の北側の道を東へ、
観光地はどこもは同じように、この辺も個人の駐車場が多い。

そして、もう一つの目的、
奈良県立美術館

開館50周年記念 特別展
仮面芸能の系譜-仮面芸能のふるさと奈良-
2023年9月30日(土)-11月12日(日)

大和の国にいきづく仮面芸能の系譜をたどる。
 わが国は、先史時代から連綿と続く仮面芸能が生きづく希有な文化を持っています。

 縄文時代の土面に始まり、奈良時代に百済から伝わった伎楽や、大陸から伝来し平安時代に集大成された雅楽・舞楽。また曲芸的な散楽、水田耕作と密着した田楽。その淵源が謎に包まれた予祝舞・翁舞や、中世に大和国において猿楽から発展した能狂言へとつながります。

 開館50周年を記念し開催する今回の特別展は「仮面芸能の系譜―仮面芸能のふるさと奈良―」と題し、奈良で育まれた仮面芸能を体系的に紹介する展覧会となります。仮面芸能で使用される仮面のほか、装束や楽器、歴史資料、復元模造作品などを多彩に展覧し、また関連するイベントして、特別対談のほか公演等を展示室内にしつらえる特設舞台で展開します。

奈良県立美術館HPより
https://www.pref.nara.jp/11842.htm

たくさんの展示、面白い。
日本はアジアの端っこで、文化は繋がっていることがよくわかる。
最後には、記念撮影の写真スペースもあり
「せんとくん」の生みの親、籔内佐斗司さんが、ここの館長らしい。

JR奈良駅着、2時過ぎ
5時間ほどの歩きで、奈良の自然、食事、観光、文化、宗教、芸術、運動を楽しめました。ありがとうございました。



以前に描いた、戒壇堂の四天王の広目天のイラストです。
ぜひご覧ください。






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