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|低山ハイク|春の二上山、ササッと2.5時間

2024年4月20日 
近鉄「二上山」駅、11時前着。
時期は遅いが、いつものように、
改札出て左の踏切を渡って、突き当たりを右折して登山口へ。

登山口

「岳のぼり」の案内がたくさんあった。
二上山に登る伝統行事だそうだ。

毎年4月23日は二上山麓周辺地域の人々が岳登りと称して、二上山へ登る伝統的な行事があります。その歴史は古く、江戸時代に出版された「西国三十三所名所図会」という書物にも記されており、以前は山頂でごちそうを食べて新緑を楽しむ行事でしたが、現在は二上山美化促進協議会(葛城市・香芝市、太子町)主催の美化促進運動と重なり、清掃登山の目的も含み登るようになりました。

葛城市HPより

元は、雨乞い的な意味だったようだ。
嶽の権現さんとは?

古くから、二上山の水を農業に使っている大和国側の「ダケ郷」の村人が、春に「岳のぼり」と称し、二上山に登り、神を迎えていた。「嶽の権現さん、雨降ってたもれ」「嶽の権現さんは幟がお好き、幟持ってこい、雨降らす」と言いながら、のぼりや提灯をもって登拝し、稲作りに必要な雨を願うという水神的性格の祈雨の登山であった。

Wikipediaより


もう通行止めは解除されていた。
管理整備されていて、ありがたいですね。


獣よけドア、鍵をかけて、いつもの心地よい道

遅い出発だから、もう下山の人も数人あり。


池を越え、右折して「銀峰」方向へ


木の根の道、左右にも細い枝道があるが、
今回は左の細い道を上る。
石(土)が削られ階段状態、足は置きやすいが
少し水が溜まっている。

木の根の尾根道から、少し離れ、
急坂が、いきなり続く。

途中で尾根道に合流し、だんだんと歩きやすくなる。

案内あり、左折。ここから銀峰山頂へ、




上りきると、ベンチのある休憩場。
新緑、一息

尾根道を行く。


銀峰のプレートが無くなっている?
気が付かなかっただけか?



そのまま歩き、
地味な長い上りを過ぎ


最後の急坂、上ると
結構、ハイカーがいる。

出逢いの広場だ。


昼食、12時過ぎ。
コンビニ弁当+バナナ


すぐ出発、

心地良い道。


雄岳へ

階段道

頂上広場、517m

気温は22℃


山頂の広場には


二上白玉稲荷大神

参拝。

隣は

葛木二上神社

豊布都霊(とよふつのみたま)神と大国魂(おおくにたま)神を祀る。豊布都霊神が石上神宮に、大国魂神が大和神社に勧請されたという伝承がある。

近世には当社は「岳の権現」と呼ばれ、二上山からの水流を利用する数十か村の岳郷の氏神であった。明治6年(1873年)4月に郷社に列格した。

Wikipediaより

嶽(岳)の権現さん!

山麓の葛木倭文座天羽雷命神社に相殿神として大国魂神が祀られていおり、元は一体の神社であったと考えられています。後世に社殿を山頂に造営したと伝えられいますが、沿革は定かではなく、諸説あるようです。

葛城市HP、二上山イラストマップより

参拝。

中を覗くと、
榊の神木と狛犬

右側には、

葛城二十八宿、第二十六番経塚

参拝。



少し下ると


大津皇子御墓



途中、葛城金剛山の眺め




急坂が続く

金属製の階段、しっかりしている。


道が緩やかになると

三叉路、今回は真っ直ぐ
二上神社口駅へ

案内は分かりやすい。

はみ出た、鉄くい。
位置がわかりやすいように
テープを巻かれている、ご苦労様です。


結構長い距離に対応されている。

獣よけの柵、
こちらも開けて、鍵しめて出ると




神社の横に着く

葛木倭文座天羽雷命神社

参拝

平和的な国譲り「相撲で勝負や!」

大国魂命は二上山山頂にある葛木二上神社の祭神である。山頂の二上神社の遥拝所もしくは里宮的な存在であったとみられる。

Wikipediaより




しばらく歩いて、振り返り

住宅地をぬけ



近鉄「二上神社口」駅に1:30前着。
近鉄「二上山」駅から、銀峰、雄岳、
ササッと2.5時間ほど。

暖かな春
「嶽(岳)の権現」さん、
ありがとうございました。








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