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|低山ハイク|新神戸、布引の滝〜天狗の摩耶山、旧天上寺跡〜上野道

次の雨で
やっと
天気が入れ替わる、
という天気予報。
その前日。

2024年9月21日 
神戸「三宮」から一駅
地下鉄「新神戸」駅、
10時頃着。

海抜52m、
新幹線の改札口のある
2階へ上り、
駅弁売り場、
いつもの
「六甲縦走弁当」を買う。

下には
「トレイルステーション神戸」というのが
オープンしている。
コースの状況を聞き、
簡易のマップをもらう。

線路をくぐって北側へ。
すぐに
山に繋がる、
新神戸は
これがいい。

少し歩いて橋の手前、
広範囲の地図。

橋を渡って
左折。

布引の滝

布引の滝(ぬのびきのたき)は、神戸市中央区を流れる布引渓流(名水百選)にある4つの滝の総称。日本三大神滝のひとつ。日本三大名瀑にも選ばれることがある。布引滝とも表記する。名瀑として知られる古来の景勝地である。
かつて役小角が開いた滝勝寺の修験道行場として下界とは一線を画する地であったが、現在は渓流沿いおよび布引山(森林浴の森100選)一帯から滝を経て布引ハーブ園へと至る遊歩道が整備され、鉄道駅からも気軽に立ち寄ることができるようになっている。

Wikipediaより

役行者が
布引の滝で修行中に
馬頭観音に霊感を得て
創建したと伝えられているのが
瀧勝寺だそうだ。


まずは
雌滝。

少し歩くと、

雄滝。

左手に
上がると
お不動さんが
3体。

すぐ上に
御滝茶屋。

傍には
立龍宮?
土龍宮?

土龍なら土竜(モグラ)?
あるいは
土の龍宮かと調べると
「土」ではなく「五」、
「五滝宮」だ。

伝説と説話 雄滝

 雄滝の落ち口の上流に大小五つの瓶穴があり、これは急流を流れ落ちる水と岩石が数十万年を経て作り上げた世界的にも稀な自然現象であることが、昭和10年に専門家の実地調査で証認されています。
 その瓶穴は、布引滝の竜宮伝説と共に神格化され、上流から第1孔(深さ6.6m)は滝姫宮、第2孔(6.6m)は白竜宮、第3孔(6.6m)は白鬚宮、第4孔(5.5m)は白滝宮、第5孔(1.5m)は五滝宮と名付けられています。
 また、この瓶穴の中で丸く削られた石が、大出水時にたまたま流れ出たものを「竜宮石」と呼び珍重されたとのことです。

御滝茶屋HPより

布引の滝の
名前の由来も
面白い。

布引滝の由来と龍宮伝説

 昔々、布引滝の麓に白髪の翁と娘が住んでいました。
翁の勧めで毎日滝に打たれつづけた娘は、いつの間にか不思議な力を身につけ、龍神の姿となり妖怪を退治し、弁財天の姿となって困っている人々を助けました。
いつしか人々は、この娘を大龍王とか弁財天と呼んで信仰するようになりました。
 滝修行を続ける娘を乙姫と名付け、滝壺を龍宮と呼ぶようになり、娘が滝に打たれるさまを白い布をまとう乙姫に見立て、この滝を布引の滝と呼ぶようになりました。

御滝茶屋HPより


コンクリート道を
上がると
展望所、
休憩。
やはり神戸、
ここからは
海が見える。

さらに進むと
役行者さん?

五本松かくれ滝


布引貯水池、到着。

貯水池を
回り込み
ベンチあり
休憩、干し芋。
もう11時過ぎ。

曇天が良い、
暑くない。

しばらく
歩くと、


紅葉茶屋、



桜茶屋。

ここは
分岐の
市ケ原。

トウェンティクロスは
まだ危険。

迂回路は
やめ、
天狗道で
摩耶山へ。

トイレや
自販機もあり

少し荒れているが、
こちらも
役行者さん?


手前にも
天狗道への
案内があったが

この案内ポールで
右折する。
が、
地図では
直進の
表現のようだ。

天狗道

摩耶山頂あたりは山伏の修験道の場であった。山頂にある天狗岩は別名を行者岩ともいい、山麓の農民がここで修行する山伏の姿を見て天狗と見間違い、これを天狗岩と呼ぶようになった。さらに布引の滝、市ケ原に至る登山道を天狗道と名付けたと言い伝えられている。

神戸市経済観光局観光企画課HPより



この道は
神戸市須磨浦公園から
宝塚までの全長56km
六甲全山縦走路の
一部でもある。

ここが
トウェンティクロス方面との
分岐。

布引ハーブ園との
分岐点。

結構、
上っている。

一旦下る。
ラクラク進むが、

アップダウン。

学校林道との
分岐点。

岩場あり、

時々、
風が
吹いてくれる、
ありがたい。



掬星台へ
ゴロゴロ坂とは?

最後に
急な
岩場が続く。

前からは
グループ。
もう
クタクタ。

これが
ゴロゴロ坂。


上りきり
平坦に。

彼岸花。

今日は
9月の21日
ちゃんと知ってる
彼岸の入り。

電波塔、
モヤってる。


途中、
山頂への案内が
あり、
後で行こうとして
忘れる。


バス停あり。

掬星台(きくせいだい)

兵庫県神戸市の六甲山地に属する摩耶山の山頂近くにある展望広場である。日本三大夜景の一つ。

到着、1:18
標高700m、
ここは
三々五々という感じ
歌っていたり、
ハイカーが
集まっていたり。


今にも
雨が降りそう。
景色は諦め、

昼食、
六甲縦走弁当+バナナ。



少し戻り、
摩耶山史跡公園。

天狗岩大神

アスファルト道から
南に入ると
すぐ、
昼なお暗い、
靄る景色は
神々しい。

杢三大神

稲荷の眷属

正面にまわり

天狗岩大神

石丸猿田彦大神

天狗は、
姿形から
日本神話の
猿田彦、
サルタヒコとも
習合する。


サルタヒコとは

『日本書紀』では、その神の鼻の長さは七咫(ななあた)、背(そびら)の長さは七尺(ななさか)、目が八咫鏡(やたのかがみ)のように、また赤酸醤(あかかがち)のように照り輝いているという姿であった。

Wikipediaより

鼻の長さは七咫、咫とは長さの単位(親指と中指を大きく広げたときの幅、あるいは手のひらの下端から中指の上端まで)だそうだ。およそ180mm
で計算すると1260mm、尺は約333mmとして23100mm。
つまり、身長2m30cmで、鼻の高さが1m26cmで目が鏡やホウズキのように輝いている。
(星野宣之の漫画、宗像教授のシリーズに描かれていたサルタヒコは、そんな奇妙な姿だったことを思い出す。)

天狗という言葉は
中国では
凶事を知らせる流星を
意味するもの
だった。
また、
日本書紀にも
流星として登場した
天狗だったが、
その後
流星を天狗と
呼ぶ記録は無い
そうだ。

そして、

奈良時代から役小角より行われていた山岳信仰と習合した。山伏は名利を得んとする傲慢で我見の強い者として、死後に転生し、魔界の一種として天狗道が、一部に想定されて解釈された。一方、民間では、平地民が山地を異界として畏怖し、そこで起きる怪異な現象を天狗の仕業と呼んだ。ここから天狗を山の神と見なす傾向が生まれ、各種天狗の像を目して狗賓、山人、山の神などと称する地域が現在でも存在する。

wikipediaより




東コースへ


旧天上寺の奥の院跡

奥之院跡

確かに、
荘厳な空気が
あたりを包んでいる。

下る。

まわり込み振り返る、空っぽ。

下りて
真っ直ぐ歩き
振り返る。

そのまま
歩くと、
向こうには
海が見える。

振り返ると
奥の院跡の
摩耶山。

1976年の火災で
ここにあった
天上寺は
消失したそうだ。
空虚な気配や
行き場のない想いが、
うっすらと
漂う。

階段下り、
踊り場を
右へ歩く。

摩耶の大杉、
枯死しても
威厳がある。


踊り場に
戻り、
きた道を
見上げる。

そして、
これから
下る、
長い階段。

大門を出て
振り返る。

疲れた。

ケーブルに
乗ろうと
上野道を
歩く。

空が
開ける。

近づくと
海が見える。

後で
気づくが
右下に
彼岸花が
咲いていた。

なかなか
ケーブル駅に
着かない。

どうやら
案内を
読み間違ったようだ。

もう
ケーブルの
下の駅、
街側付近。

駅には
行かず、

高校の脇へ
出る道。
案内は無く
ややこしいが
ちゃんと
導かれる。

街中に出る。

上野道で
休んでいる時に
追い抜いた
ハイカーが
公園で
荷物の整理。


結局、
ケーブル乗らず
阪急「王子公園」駅
4時前着。

高低差約650m
の往復。
街に下りても
暑くはなく、
疲れたが
心地良い。
ありがとうございました。







新神戸から、秋の再度山↓



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