家具職人がテレワーク環境向けのデスクを開発しました。

先日、飛騨で行われた家具の展示会に参加させていただいて、新作としてデスクを出展してきました。

ウェブサイトも同時に立ち上げたのでぜひご覧ください。デスクについてはそちらで詳細が見てもらえます。

work tolk desk | KOIVU

見ていただいた方の反応は私が思っていたよりもビビットで、最初は若い世代向けかなーと考えていましたが、意外と幅広い層に興味を持ってもらったと感じました。

以前からデスクは何度か製作してきたのでノウハウはあったのですけど、今回はコロナ禍であることでより切実に欲している人がいると考えて開発に取り組んでいました。

まず、今回やりたかったのはウェブで注文を受付できるようにすること。

恥ずかしながらオーダー家具を生業にしながらそんな基本的なこともできていなかったので、知り合いのウェブディレクターにお願いして進めることにしました。

そして遠方からのオーダーを受けて他場合の配送の仕組み。

コンパクトなサイズで送って、お客さんがレンチ 1本で自分で組み立てできるように考えました。イケア式ですね。

それと見積もり。

今まではメールなどでオーダー依頼を頂いてから、見積もり作って送って、また質問がきて直して、という流れでしたが時間もかかるし成約率がとても低いものでした。

なので、ウェブ上で机の希望サイズを入力すると概算見積もりがパッと出るようにしたり、オーダーフォームをダウンロードできるようにして必要な情報を全て書き込んでもらうようにしました。

ここまでやっただけでも、実は自分が何も考えずに商売していたんだなと気付かされてビビりましたね。ヌケが多すぎて。

第3者に見てもらうことの重要性に改めて気づきました。

今回はウェブの話だけで終わりましたが、次回はデスク製作についてちゃんと書きたいと思います。