なぜ自分はラブソングが多いのだろう?③
自分の恋愛観の根本にあるもの。
それが形成されたのは中学2年生のときだと思う。
というか中学2年生の時に知った「尾崎豊」なのです。
そうここでも尾崎豊。
当時「尾崎豊」という人が歌う姿にグッと来て
他にどんな曲があるのか、いったいどんな人物なのかを掘り下げて知っていくうちに
プロデューサーの「須藤晃」さんという方がいることを知りました。
オレが尾崎を知ったのは尾崎が亡くなった後だったので
当時は尾崎にまつわるいろんな番組が特番等でありその時必ずこの人が出てくるのですが
とあるドキュメンタリー番組で須藤さんがお話ししている映像に出会ったのです。
その映像とは、尾崎と須藤さんが
「人を好きになった時、幸せなことのはずなのになんで切なくなるのだろう?」
という話題になり尾崎がとても印象的なことを口にしたというものでした。
「人の命には限りがあるから、いつか必ず別れが来る。そのことが人の遺伝子の中には入っていて、人を好きになった瞬間、無意識のうちにそれが分かってしまう、だから切ないのではないか。」
少し曖昧だけど20年近くたってる今でもわりと正確にこんな感じのことを言っていた気がする。
当時14才。
この言葉に衝撃をうけました。
クラスに好きな娘ができて、今日は喋った喋ってないで一喜一憂していた14才の小池少年は
あの胸の奥がぎゅっとなる苦しい感覚が「切ない」という言葉であると知るのです。
知る時期や知り方が少し偏っているせいなのか何なのか。
恋愛についての捉え方が偏屈よりのおバカさんになってしまった瞬間でした。
遺伝子レベルのお話。
衝撃的だったなぁ〜。
この一件から当時、たくさん聴いていた音楽も、ほとんどがラブソングになり
この「切ない」って感覚を味わえる曲に出会うと必ず聴き込んでたのを思いだします。
もちろん尾崎豊「OH MY LITTLE GIRL」ゆずも大好きだったので「始発列車」や「バイバイ」
GLAY「Winter,again」、Something ELseの「ビデオテープ」(ビデオテープって!!!)
などなどが当時の自分がグッと来た曲たち。
今、思うとシングルじゃなくてアルバム曲が多い気がする。
そして別れの歌が多め。
なるほど。
こんな感じで「切ない」→「ラブソング」という図式が構築されていった思春期でしたとさ。
次回は今日のお話を元に自分にとってのラブソングについてお話したいと思います。
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