「読」んで「書」くから「読書」なんだ

今回は、精神科医の樺沢紫苑先生の著書、「インプット大全」の魅力や素晴らしさをお伝えします。

また、私がこの本から学んだ超効率的な読書術を皆さんにお届けします。

樺沢紫苑先生の紹介

樺沢先生は、精神科医でありながら作家としても30冊以上の本を出版しています。

日本一アウトプットする精神科医と言われているくらい、超膨大な量のアウトプットをする、アウトプットの達人です。以下は樺沢先生のアウトプットの一覧です。

・メルマガ 毎日発行 14年
・Facebook 毎日更新 9年
・YouTube 毎日更新 6年
・毎日3時間以上の執筆 12年
・年2〜3冊の出版 11年連続
・新作セミナー 毎月2回以上 10年連続

そんなアウトプットの達人、樺沢先生の超膨大な量のアウトプットをささえているのが、以下のインプットです。

・月20冊以上の読書
・1日30分以下のスマホ使用時間
・1日20分以下のネットからの情報収集

衝撃的なことは、月20冊以上の読書は、スキマ時間だけでやっているそうです。

本書では、インプットとは、「読む」「聞く」「見る」アウトプットとは、「話す」「書く」「行動する」ことと定義しています。

樺沢先生は、短時間で最大効率のインプット術を行なっているのです。

樺沢先生は、まるで、精神と時の部屋でインプットを行っているのではないかと疑ってしまいます(笑)

そんなインプットの秘訣がぎっしりつまっているのが、今回紹介するインプット大全になります。

インプット大全とは

インプット大全は、50万部以上売れて大ベストセラーとなったアウトプット術に関しての決定版、アウトプット大全の続編として書かれた本です。

インプット大全の前身となる、アウトプット大全も個人的に超オススメの本なので、また別の機会に紹介したいと思います。

インプット大全は、アウトプットを前提としたインプット術に関しての決定版として、アウトプット大全の発行後、樺沢先生が約一年がかりで執筆された本になります。

樺沢先生は、インプットとアウトプットは、コインの裏と表のような、表裏一体であり、

貧弱なインプットの人がどれだけアウトプットをがんばっても、貧弱なアウトプットしかできないことを強く主張しています。

つまり、裏を返すと、良質なインプットからしか良質なアウトプットは生まれないということです。

超効率な読書術

インプット大全には、全部で80の樺沢先生のインプットの極意が書かれています。

その中でも私が非常にタメになった超効率的な読書術について3つ紹介します。

・自分で自分に質問する
・本の感想を発表することを前提に読む
・読みながらメモをとる

自分で自分に質問する

本を読む前に自分に、「この本から何を学びたいのか?」質問してください。

私は読書、コミュニケーションについて学びたいと思い、この本を読み始めました。

脳は質問されると、その答えを探そうとします。
自分の興味・関心のアンテナを立てた状態で本を読み始めるほうが自分の目的に早くたどり着けます。

何を学びたいか定めていないと、ただ読むだけの読書になってしまい、本の途中で迷子になります。徐々に興味・関心がなくなっていき、最終的には本を読むことを途中でやめてしまうこともあります。

本を読む前に自分で自分に質問してみて、本を読む目的を明確にすることが大事です。

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本の感想を発表することを前提に読む

本を読む目的が決まったのなら、さらに、この本をどうアウトプットしたいのか決めましょう。

SNS、ブログ、YouTube、発表会、人に話す

なんでもいいです。もし、なにもなかったとしても、架空の発表会を想定して、「この本の感想を100人の前で発表するんだ。」と決めてから本を読んでみてください。

たとえば、学校の授業で映画を観ることがあったとします。

映画を観る前に、先生が「授業の終わりに映画を観た感想を一人ずつ発表してもらいます。」と言うと、観る側は「ちゃんと映画を観ないとダメだ、集中しないと。」軽いプレッシャーがかかり脳が緊張状態になります。

これは、緊張したときに脳内物質のノルアドレナリンが作用することで、集中力が高まり、記憶力、思考力、判断力が高まります。

本の感想を発表することを前提に読む。
つまり、アウトプットを前提に本を読むことで、効率的なインプットができるようになります。

読みながらメモをとる

本を読みながらスマホ・ノートに、学びや気付き、そのとき浮かんだアイデアをメモしてください。

本を読む=インプット
メモをとる=アウトプット

つまり、インプットとアウトプットを同時進行で行うことです。

本を読みながら気付きや学びをメモする方法は、インプット直後にアウトプットした方が記憶に残りやすい法則を利用したものです。

たとえば、デートで映画を観終わったあとに、感想を言い合うと映画の内容を忘れにくくなります。
また、映画の骨太な感想をSNSにアップするのも効果的です。

最初は慣れないかもしれませんが、本を読みながら学び・気付きをメモすることを習慣にしてみてください。

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まとめ

今回紹介した、超効率的な読書術を復習しましょう。

・自分で自分に質問する

自分で自分に質問してみて、本を読む目的を明確にしましょう。

・本の感想を発表することを前提に読む

アウトプットを前提に本を読んで、効率的にインプットしましょう。

・読みながらメモをとる

本を読みながら学び・気付きをメモすることを習慣にしましょう。

最後に、この記事のタイトルにもある、

「読」んで「書」くから「読書」なんだ

この一言が私の最大の気付きであり、一番伝えたいことです。

樺沢先生の言う、インプットとアウトプットは、コインの裏と表のような、表裏一体であり、切っても切れない関係。

この意味がすごく伝わる圧倒的名言です。

「読」んで「書」く「読書」こそが樺沢先生の最大のインプットの秘訣なんだと気付きました。

樺沢先生のインプット大全が気になった方は、ぜひ読んでみてください。

また、超効率的な読書術もぜひ実践してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは皆さん、今日も最高の一日を!

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