３年の挑戦…禁断の【肥満化】計画!?

ども、イシちゃんです。今年は至る所で祭りの再開があったりして、ようやく日常らしい日常が戻りつつあるなぁと実感できるようになりましたね。

我が家も、太宰府天満宮の茅の輪くぐりや、久留米の花火大会に行ったりと、子供達は夏休みを満喫中です。

そこでふと、気づいたというか、驚いたのは、５人の子供達の下の子２人は今年が初めてのお祭り＆花火大会だったことです。

打ち上げ花火自体は、隣町のゲリラ開催などで自宅から見る事はありましたけど、お祭りとしての花火大会はこの子達が産まれてからはそもそも開催すらされてなかったんだと思うと、毎年行われていたモノが３年もなかった衝撃を改めて実感しましたね。

とはいえ、楽しんだ裏で思わぬ事故が起きていたことを知った時には、ショックでしたが、ケガ人が出なかったことは不幸中の幸い…ただ、学生さんの気持ちを考えるとやはり心から楽しかったとは言えないですね…

そして…そこで気づいた事がもう１つ…

子供を抱えながら歩く辛さ!!!

いや、ベビーカー使えよって思うかもですけど、お祭りって人が多いでしょ？そんな中でベビーカー使うのってなかなか気が引けたりするんですよね…

上の子達３人連れて行ってた頃はそんなしんどくなかったのになぁ～と思っていたんですが、今回のお祭りで、「あぁ、これが【太る】ってことか！」と人生で初めて実感しましたね。

え！？美容師なのに【太る】の！？

そう思うでしょ？

え！？これまであれやこれや運動のこと書いてきたのに【太る】の！？

そう思うでしょ？

実は、３年前から美容師としては【禁断の】チャレンジを試みていました。

ダイエットネタも書いたし、運動や食事のことなど、健康について書いてきたものの、これまで書いてきた「視点」がそもそも

デキる人、デキてる人が書いたこと

だったと思うんです。いや、自分で「デキる」なんて言うと、自意識過剰だってツッコミ頂きそうなんですけど、事実として成長が止まってからの体重は55㎏～57㎏を行ったり来たりくらいで変わらなかったし、お腹もうっすらではありますが、割れていたのをキープしていたんです。

だからというわけじゃないですけど、「善くなりたいと切実に悩む人」とか、「変わりたいと思うのに、いつも続かない人」の気持ちが今一つ実感レベルでは分かっていなかったんですよね。

何か他の事に置き換えてイメージすることはできても、イメージと実体験じゃ雲泥の差だと思いますし…

だから、僕がこれまで書いてきた事は「既に何かを実践することが習慣にある人」にとっては「簡単」だったかもしれないし、ありふれた話だったかもしれないけれど、「そもそも習慣にない人」が「何かを始める」上では根本的に足りないものがあるんじゃないかなぁと感じていたわけです。

だったら、自分が同じ立場になってみたら良い

そう思った僕は、美容と健康をテーマに発信する者としては【禁断】のチャレンジをすることにしたのです。

とはいえ、いくら【自ら太る】とはいっても、役者さんの役作りとは目的が違うわけですから、「急激な増量」では意味がありません。

それまで【してこなかった習慣】を【自分にとっての日常】レベルにまで落とし込まないことには、本当の意味で「習慣を変えたい人の気持ち」は理解できないだろうなと思ったからです。

そこで、３年を目途に【なるべく健康を維持しながら太る】ということにトライしたわけです。

途中で、うっすらながらに割れていたお腹も消えていき、徐々に「お、肥えてきてるな」と感じながらも、「なかなか激太りはせんもんやな」と思うくらい緩やかに太っていきました。

ただ、パンツを履く時に徐々にきつくなりはじめると、思わぬ誘惑に襲われます。

「こんなことしてどんな意味があるんだ？」
「大して変わらんかもしれんけど、もういいんじゃないか…」

多分、これ自体は普通の感覚なんだと思うんです。不健康な事をやろうとしているわけだし、中年男性美容師が中年太りなんかしたって需要なんて無いんですから。

でも、「元の生活（習慣）が楽」と思っている内は、トライしたところで、「相手の本当の気持ち」は分からんやろうなと、「不健康になるための戦い」という一般的にあり得ないモノとの格闘でした。
直ぐに「元の生活」に戻ってしまうようでは、このトライに意味が無いからです。「元の生活」に戻すことが難しく感じるくらいにまでならないと僕が知りたい事は知れないわけですから。

そうして、２年を過ぎたあたりから子供達や親に

「最近太ったんじゃない？」
「お腹でてきて美容師がみっともない」

と言われるくらいには育ってました。内心「シメシメ…」と思いつつ、「もう、このままでもいいんじゃないか…」とこの頃には思うようになっていました。

そうです。この計画は【見事に成功】したのです。むしろ、「いつから始めるか」となかなか腰が上がらないほどでしたので、【大成功】です。

なるほど！これが「ダイエットは明日から」なんだなと…

では、そんな僕がどうして「本来の計画」どおりに、腰が上がったのか？

まずは、そこを次回から話していこうかと思います。多分、「ダイエットに悩む人」の多くはここからじゃないかなと思うんで…

とはいえ、「やること」自体はこれまで書いてきた事だし、元々そういう生活をしてきたので、「やること」の詳細な説明は多少省略するかもです。
これから書いていく事で伝えたい事は、「いかに続けられるようにするか」ということと、「リバウンドしないようにするには」ということだからです。

というわけで、水面下で行われてきた僕の【禁断のチャレンジ】はこれにて終了で、これからは【ウェルネスライフ】に戻ります。
その経過は不定期でお伝えしていきますので、ご興味あればお付き合いください。