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リカバリー!サッカー選手に人気のマッサージオイル

こんにちは。
僕がリカバリー対策の一環として筋肉の疲労を和らげる事を目的にスポーツマッサージをする時に普段からよく使っているマッサージオイルを紹介したいと思います。

読者の皆様は選手のメンテナンスどのように行っていますか。

僕たちチームは昨年、今年はブンデスリーガ以外に
ヨーロッパリーグ、カップ戦と連戦も含めて多くの試合をこなしてきました。その中でリカバリーをうまく行うというところが非常に重要なポイントで選手のフレッシュな状況をいかに作るか。というところに重点を置いていました。

リカバリー対策の内容として、

・睡眠
・食事、栄養、サプリメントなど
・軽い運動(体操、ストレッチ、ブラックロール、ジョギング、サイクリング、プール、筋トレなど)
・交代浴(水風呂とお風呂)、サウナ
・マッサージ、リンパドレナージュ

内容的には特別なものはなく、
一般的に行われている色々な要素を組み合わせてリカバリーを進めていくのですが、試合の間隔、移動の問題、選手の肉体的・精神的疲労度、もちろん科学的根拠エビデンスと実際それを行う選手の好みや個々の特性やサイクルなども加味した上、その状況や置かれた環境に合わせてプランを立てます。

僕はそのリカバリーの一環で試合や練習の後、選手メンテナンスを兼ねてオイルを使ったマッサージもします。

ドイツではオイルやクリームを使ったマッサージが盛んに行われています。選手たちの中にはマッサージを好んで受ける選手も少なくありません。

僕が普段からよく使っているマッサージオイルを紹介したいと思います。

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WELEDA  Arnika Massage öl
(ヴェレダ アルニカ マッサージオイル)

個人的にこのオイルの香りも好きですし、オイルの伸びも良くて肌に馴染みやすく使いやすいです。マッサージの後もベタつきも少なくておすすめのオイルです。某Jリーグのチームや日本代表でも愛用されていると聞いたこともあります。
オイル派とクリーム派に好みが分かれることがありますが、僕はオイル派です。
デメリットはオイル自体に黄色味がかった色があるので白い服を着用してると色がついてしまう事でしょうか。これは施術時に注意すれば全く問題ありません。それにヨーロッパでは選手が治療のためにベットに横たわる時はこちらが何を言わなくても全裸やそれに近い状態になります。僕は治療の時にはバスタオルで覆ったり服の上から触ることもありますが、この部分は日本とヨーロッパの治療時のスタイルの違いなのかなと思います。

少しだけ技術的な話をすると、
僕はこのオイルを使ってマッサージをする時も、
経絡の流れに沿って身体を触っていきます。
「推拿」の技術を少し取り入れて、東洋医学のイメージをもって行っています。

マッサージによる疲労回復や心身のリラックスといった効果が期待できますし、それ以外のメリットとしては身体の状態をスクリーニングするように触る事ができる点です。
筋肉を丁寧にチェックするようにマッサージし、その中で損傷につながる可能性がある部分を事前に確認し、選手やチームにフィードバックできれば怪我の発生を防ぐことにつながります。

今回はチームで僕が使っているマッサージオイルの紹介でした。
皆さんもお使いのものでおすすめあればまた教えていただけると嬉しいです。

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黒川の活動、体験談、短いコラムや日記形式で自身の経験をベースに書いた記事もまとめたマガジンです。色々と他のSNS等には書かない事もここでア…

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