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消えたくなる病が発病したので、とりあえず文章を書いたりマンガを読んだりして乗り切っています 〜とある休職中のオタクの想いごと〜

 とうとう6月が終わってしまう。明日、7月1日は診察日。休職中の私は傷病手当の申請のため、そして回復具合を診てもらうためにクリニックへ行くことになっている。

 通院中のクリニックは県内でも有数のおしゃれなエリアにあって、帰りに有名なパン屋に寄るのが楽しみでもある。

 それはそうと、上司から連絡がありまして。

 私の復職について、どんな仕事を任せようか話し合っているそうです。こういう業務はできそう? と聞かれるたびに、多分……と答えるけれど、急に心臓がドクドクして、変な汗が出てきて、お腹が痛くなりました。こんな状態では一か月後の私がちゃんと働けるかわからない。正直、不安と焦りでいっぱいすぎる。

 上司(私に宗教勧誘をしてきた人)は、私のことを思って、私が不安がってるだろうからという体で話を進める。私が「実は退職を考えていて……」と伝えると、「そう思う頃だろうと思った。不安な気持ちはわかるよ。お金のこともあるし、あなた一人暮らしだしね。だから連絡したの」と言う。そうすると、他人の顔色をついうかがってしまう私は前向きな返事をしないといけない気持ちになる。実際、上司の言葉をそのまま捉えるならば、思いやりがあって優しいようにも思える。

 上司の中では私をしばらく在宅勤務という形で復職させ、頃合いを見て現場に戻そうという考えがあるようだ。自分の仕事をゆくゆくは任せたいという話もあった。電話を切った後、復職に対して少し前向きな気持ちになれた。

 これはいいことかのように思えるけれど、友人に復職後の提案があったことを伝えると、「それ、いいように誘導されてない?」「そもそも会社が合ってなくて休んでるのに、仕事の話してくるとか全然休養の意味ないじゃん」「また倒れたらどうすんの?」と、このように返ってきた。宗教勧誘のことも心配してくれているし、弱みにつけこんでくるから気をつけて! と忠告もされた。

 これを聞いた私は、そうだよね……復職してもまた同じように体調が崩れたら、体調とメンタルが回復するまで更にまた時間がかかってしまうかもしれないよね……と仄暗い気持ちになって、消えたくなる病を発病させてしまうなどして、そんな時はお酒が欲しくなってしまうという……(そして真夜中にコンビニに行き、お酒を買って飲んで寝る)。

 いったいどうしたらいいのか。

 ぐるぐると頭を働かせ、途中でそれに疲れて現実逃避でマンガを読んだ。最近はLINEマンガとジャンプ+に入り浸っている。

 神田くんと五十嵐くんは永遠に選べないし(女神降臨)、クイーンとハインリを全力全霊で応援し西王国へ納税したし(再婚承認を要求します)、シロは可愛いけど霊は怖い……でもやっぱりシロは可愛いし(あかりとシロの心霊夜話)、アーニャを見てると元気が出るし(SPY×FAMILY)、ストーリーが面白いのはもちろんなんだけどアクアを見てると私の目が喜ぶし(推しの子)、しょーたろーのこれからが気になるし幸せになってほしい……(いともたやすく行われる十三歳が生きるためのお仕事)。

 他にも追ってるマンガはたくさんあって、課金もしたいんだけど(実際してしまっているけど)、今後の収入面などを考えるとまた不安が募ってどうにも目が冴えて夜眠れなくなってしまう……

 ただ、こうやってとりとめもなく自分の感情や身に起こっていることを書いている間や、創作をしている間は息をするのが楽になる。今、noteで連作短編小説を書いているのですが、キャラが自由に動いてくれるし、心情描写も楽しくて、ある程度書き溜めたらイベントで文庫本にして出すのもいいかもと考えている。需要があるかは別として。

 二次創作もしたいところだけど、まだ心が鈍っているので、もう少し回復したらそちらもいずれは再開したい。書きかけの話もあることだし(ちなみに二次創作では思いっきりBLを書いています……)。

 こんな感じで、いったい私はどこへ向かうのか。

 一年後の今頃、この記事を見返して「こんなこともあったなぁ」と懐かしむ余裕のある自分でいたいと思いながら、明日の診療に備えて書類など準備したいと思います。

 パン屋さん、お目当てのものが残っていますように!

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