#Watson_Assistant
新人のチャットボットを支える有人エージェント
一人の社員ともいえるチャットボットを最前線に配置する。
これは実は勇気のいることです。十分なトレーニングを行ってきても、いざとなると不安になるものです。しかし、顧客が新入社員には温かく見守ってくれるように、チャットボットの周辺には温かい空気感があります。理由の1つには、チャットボットを温かく見守るだけのメリットがあるからです。聞きたいことを完璧に整理してからでなくても気軽に問い合わせできますし、
例えば、ピザのテイクアウト、誰に注文しますか?
ピザ、迷いますよね。常連ならまだしも、常連になるほど食べていないし。トッピングはもちろん、大きさまで悩みに悩みます。そんな状況で注文する時、次の4つの選択肢があった場合、あなたならどれを選びますか。
A. ピザ屋の新人店員への電話
B. ピザ屋のベテラン店員への電話
C. ピザ屋のテイクアウト用チャットボット
D. ピザ屋のテイクアウト用チャットボット(IBM Watsonインサイド)
例えば、南武線の開通日を調べるときに負荷を軽減すべき作業は?
南武線の開通日を知りたい、しかもググるのではなくて、図書館でそれを明らかにしたい。そういう衝動に駆られることはよくありますが、調査ステップは通常次のようになるかと思います。
①図書館の情報検索端末で、「南武線」とキーワード検索する
②ヒットした図書リストを印刷して、書架を探す
③図書を一冊開き、目次から「歴史」に関する章を特定する
④該当の章を読んで「開通日」関連の記述があるか確認する(「