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All Shots Of A Film #6 Cinestill 50D

2本続けてこんにちは、みしぇるです。

やることは一緒なので諸々の説明は割愛しますが、撮影したフィルムを1本まるまる時系列順に公開するシリーズの第6弾です。

今回はCinestillの低速フィルムCinestill 50Dで撮影した春の様子をお届けします。

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、間も無く初めての緊急事態宣言が発令されるまさに直前でも自然はいつも通り春の訪れを告げていました。
ぼくの生活拠点である滋賀県野洲市でも桜が満開を迎え、人もまばらな散歩道をカメラをぶら下げながら歩いてきました。

film : Cinestill 50D
camera&lens : Nikon FE×Ai NIKKOR 50mm F1.4
date : 2020.04.05
location : Yasu,Shiga

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Cinestill 50Dはフィルム生産工程で静電気が帯電しやすいとの情報があり、その影響で稲妻のような赤い線や点がフィルム上に現れることがあります。
また、800Tの光源が赤く滲むような描写に対して50Dでは全体的にマゼンタに被りやすいという印象ですね。

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昨年もこの川沿いで1日中写真を撮ったのですが、非常に素晴らしい桜並木です。
こんな景観が自宅の近くにあって幸運だなと思ったことを覚えています。

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これコロナの影響で人通りが少ないわけではないんですよ。
普段から全く人とすれ違えないくらいにはのどかな土地です。
むしろ天気も良くて桜も満開ということもあり多いくらいですねこれでも。

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桜の木の下で少しお花見気分。

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この写真なんかCinestillらしさがよく出ていますね。
映画のシーン間の一幕のよう。

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晴天の日中でもハイスピードレンズの開放が使えるのはこのフィルムの強みですね。
ポートレートも試してみたい。

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しなびたミモザ。こいつは撮り損ねたな。

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この超微粒子こそ50Dの真骨頂です。

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お得意のセルフも。

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夕方にはいい月が浮かんでいました。

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いかがでしたでしょうか。

文中でもご説明した通り、50というISO感度は晴天の日中に最適な感度でしょう。逆に言えば、少しでも曇ったりするとシャッタースピードがかなりシビアになってくるので使用できる環境がかなり限られてくることもまた事実でしょう。

それでも低感度ゆえの微粒子・高解像はそれらのデメリットを補ってあまりある魅力がありますし、丁寧に撮影したくなるフィルムです。

1本しか使用していませんが、白がきれいに出るという印象です。
色被りも含めてやはりどこかシネマライクな描写になるのがCinestillの特徴ですね。

今度はポートレートに使ってみようと思います。

では、また。


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