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容姿、普通、エネルギー、地域。みんなバラバラに繋がり合う世界。

「みんな、バラバラに繋がり合う社会だったらいいな」と思ったことがあった。

今の社会は
容姿も、普通、エネルギー、そして地域も
独立してバラバラに繋がり合う社会より
ある価値観や場所に全てが一点に集まる社会構造になっていると思ったからだ。
単語でいうと、中央集権的と呼ぶ。

その中央集権的な社会から
分散してお互いに繋がり合う社会
分散社会に変わっていくといいなと思ったのだ。
イメージとしては

スクリーンショット 2020-08-26 18.02.13

                                    出典:centralized and decentralized societies compared


左が、ばらけて通じ合っている分散した状態で
右が、一点に他の点が中央に集中した状態


今の社会は中央集権型であることが理由で
タイトルにあるような多くの社会課題が、起こっていると思う。
そして、分散すれば、より豊かな日本になると思う。


地域でいうと
東京は便利に暮らせるような社会になっている。

24hコンビニが近くにある、電車の数が多くて深夜まで運行している
娯楽施設が豊富、カフェや居酒屋などのお店が多い

こうした便利な東京のような都会が持つ魅力が
他の地域を魅力をみる際の、偏った判断基準になっている気がする。
そこには
人がいてお店があって、そして風景があるのに
その場所が持つ人柄に
目を向けることが難しい社会なような気がする。


普通でいうと
普通が持つ1つの価値観が、他の人の価値観を縛っていると思う。

「普通は、〜する。」とみんなが
その普通の価値観に、共感してくれると思う中で
自分の価値観が、その普通とずれていたら、よく思われないのではと
周りに気を遣ってしまう。
学校の休み時間に、集団で女子トイレに行くあの風潮に
共感しなかったら、友達が作りづらかったという、話を聞いたことがある。



容姿の場合
綺麗や可愛いいの基準が1つに定められている。
そして、それにそぐわないと、社会はその人を肯定しようとしない。

その代表例が、ルッキズム。
ルッキズムとは、日本語で外見至上主義
外見で人を判断する考え方
一部の人は、ルッキズムを差別だと見なす人もいる

これも容姿への価値観が
一点に偏ってしまっているため
他の点が持つ良さや価値に偏見が持たれてしまう



そして、最後にエネルギー。
エネルギーとは、僕たちが使っている電気やガスのこと

今のエネルギーは、極めて中央集権的なシステムだ。
石油は、ある特定の場所からしか生産できないし
電気も、発電所のような巨大な施設が主に、生産している。

エネルギーが分散型になれば
紛争や環境問題の解決に大きく貢献する。
例えば、石油は特定の場所からしかとれないため
その利権を巡って、争いや搾取が起きる。

しかし、太陽光のようにどこにでも存在する資源
元から分散している資源を使えば
一箇所に依存することもなくなり、争いは減っていく

そして
エネルギーを一箇所で生産するシステムから
分散型、つまり小規模でより多くの人が生産者になれば
環境問題にも一歩近づく。

なぜかというと
生産者と消費者の距離が近くなるからだ。

日々使う、エネルギーがどのように生産されているのか
それを物理的に近い距離でみることになれば
自然と大事に使おうという気持ちが芽生える。

おすそ分けでもらった野菜とスーパーで買った野菜
どちらの方に、食べる上で愛着が湧くのかということと同じ話で
エネルギーも同じことだと思う。
大事に使おうという気持ちが芽生えると思う。

また、火力や原発のように
一箇所で大量の電力を生み出す形から
分散し、各家庭で生み出したり
生活のあらゆる場所で電気を生み出す技術があるので
風力発電などの自然に優しい発電方法も増えていくと思う。



ジェンダー格差、再生可能エネルギー、紛争
ルッキズム、人の個性が認められづらいこと、地域格差

こうした社会課題は
今の社会が中央集権型であることが要因の1つだと思う。
分散型になれば、多様性が認められ
一人ひとりが自由に繋がり合う良い社会が待っていると思う。


こんな社会創生に携われたらいいな。


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