4. 嫌われる勇気
こんにちは。コウです。
前回の「番外編~記憶に残りやすい本の読み方~」がなかなか好評でした。
ありがとうございました!
今回は言わずと知れたベストセラー 嫌われる勇気を紹介します。
実際に読んだ方も多いのではないでしょうか。
僕は、社会人になってからこの本と出会い、今まで読んだ自己啓発心理学の中で一番ためになった本です。
なぜ、この本を紹介するかというと、アドラー心理学を理解することで、日頃の余計なストレスから解放され、楽に生きることができるからです。
この本のテーマ
この本のテーマは、簡単に説明すると
自由 = ほんとうの幸せ
→ 他者から嫌われる勇気をもつことが必要だ
ということが書いてあります。
なぜ人から嫌われる勇気を持たないと幸せになれないかというと
アドラー心理学では、
[すべての悩みは 対人関係の悩み]と結論付けられているからです。
劣等コンプレックス
例えば、身長が低くて悩んでいるとしましょう。
( 僕のことではありません 。)
身長が低いという事実は、ほぼ変えられません
→ 客観的事実
また周りの人が「身長が高いことが価値がある」という事実も変えられません。
つまり自分に変えられるのは、自分の身長を自分がどう思うか、ということだけです。
→ 主観的解釈
= 物事の価値は、客観的事実ではなく主観的な解釈によって決められるということです。
要するに、身長が低くても気にするな!そんなこと気にしているのはお前だけだ!ということですね。
(僕のことではありません。)
過去にも未来にも縛られない生き方
アドラー心理学で僕が一番感銘を受けたのは、「未来にも過去にも縛られない」という考え方です。
原因論撤廃 です。
人のせいや、物のせい、過去のせいにすることが禁止されます。
例えば、不登校になった子供がいるとします。その子は
「〇〇君が嫌いだから行かない」と言ったとします。
アドラー心理学では、原因論禁止です。
つまり、その子が休んでいる原因は〇〇君のせいではないことになります。
その子は嘘をついていることになります。
文中ではこれを人生最大の嘘 と書かれています。
少し厳しく聞こえるかもしれませんが、その子は「学校を休む」という目的が先にあって、その理由づけに〇〇君を利用しているだけ、と解釈します。
なぜなら〇〇君が原因ならば、〇〇君と関わった子全員が不登校にならないと、おかしいからです。
先ほども説明した通り、
変えられるのは主観的な解釈・・・つまり自分がどう変わるかしかありません。
人間は自分の変化を嫌います。それは、今のままでいる方が楽だからです。
つまりその子は、不登校でいることが一番楽なのです。
これがアドラー心理学が、「勇気の心理学」 と言われる所以です。
自分が変わる勇気をもって、今ここを真剣に生きること、それが、過去にも未来にも他人にも縛られない自由な生き方
つまり、ほんとうの幸せ につながる。ということです。
最後に
ここに書いてあることはこの本の内容の、わずか一部分でしかありません。
ビールで例えるなら、泡だけ飲んだような感じです。
このアドラー心理学、読みやすくて深いです!!
気になった方はぜひ読んでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ではまた!(^^)!
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