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カラダとココロとアタマ、固くなってませんか? #読書記録

仕事ばかりの毎日・・・

ここ数年の反省というか、若干気になっていることがあって。
というのも、この数年、ちょっと仕事ばかりし過ぎだなと。
いや、やらざるを得ないシーンも多いんですけど、好きでやっている面もあるんですよね。
「こういうことしたいな、あ、じゃあ来週これやろう。あ、じゃあこれ調べなきゃ」
みたいな感じで、どんどんやりたいことが広がっていくんですよね。
なので、仕事しまくっても、とくにメンタルも体調も悪くなったりしないんです。
(睡眠時間が減ってしまったり、疲れが溜まったりすることはありますが、時々解消してますし)

いやまあ仕事が趣味といえば趣味なんですけど、なんとも人間らしくないなっていう感覚と、あとは自分の関心の範囲が仕事だけにとどまってしまうと、引退後、ずっとテレビだけを見てしまうんじゃないかとか、それに仕事においてもこれ以上レベルアップできないんじゃないか、みたいなうっすら不安を感じたりもするんです。

あと、いわゆる「趣味」みたいなものが無いんですよね。
いやまあ仮面ライダーとか特撮は好きだし、映画もちょこちょこ見たりしますけど、仕事以外にハマっているものとかあんまり無い。これはちょっとマズイかもなあ・・・なんてことを漠然と考えながら近所の本屋に行ったら、ピッタリな本を見つけました。

帯に「あなたの『100年人生』大丈夫?」と書かれていて、「いや、大丈夫じゃないぜ」と思って思わず手にとってしまいました。


歳をとるということは、カラダとココロとアタマが硬直化して、可動域が狭くなってしまうこと

本書の内容については、Amazonの紹介文がいちばんコンパクトかつわかりやすくまとめられていたので、一部引用します。

○長い人生何をして過ごしますか?
日がな一日家でごろごろするか、次々とやりたいことが見つかるかは、あなたの心掛け次第。好きなものを書き出してみる。得意分野をじわり広げる。偶然の出会いを見逃さない--。
痛(いた)気持ちいいを楽しむ、人生100年時代の生き方・学び方。

○人生100年時代と言うけれど、増えた可処分時間をどう過ごすかで明暗がわかれてしまう。
日がなテレビとごろ寝で過ごすか、次々とやりたいことが生まれ、挑戦をし続けられるかは、ひとえにその人がどこまで柔軟でいられるかに関わってくる。本書は「可動域」をキーワードに、人生100年時代の生き方、学び方を伝授するもの。

○人というのは放っておくと心身とも固くなっていく。
赤ちゃんは基本的に柔らかく、可動域も広い。そして何にでも興味を示す。
それが、だんだん年齢を重ね、青年期を経て、人生半ばをすぎると、身体とともにいろいろなものが固くなる。交際範囲は狭まり、行動パターンや発想も型どおりになり、最終的に死を迎える。

「人生の幅」を「可動域」で表現しているのは、面白い!
たしかに赤ちゃんのころは柔らかく、歳を重ねるごとに身体は固くなっていきます。
歳をとるということは、カラダとココロとアタマが硬直化して、可動域が狭くなってしまうことかもしれません。


「好きなこと」を20個挙げられますか?

本書で、「好きなこと」を20個以上挙げられますか?という質問が出てきます。
あ、そういえばその昔、大前研一さんも「老後を楽しく過ごすためには趣味を20個つくれ!」とか言ってたなあ・・・とか思い出して、ネットの記事を探してみました。

記事引用します。

人生を死ぬまで楽しむには、八つの趣味が必要だというのが私の持論だ。趣味には、『室内で個人』『室内でグループ』『屋外で個人』『屋外でグループ』という四つのジャンルがあるので、それぞれ二つずつで合計八つとなる。定年になってから『八つの趣味を始めましょう』と言っても、そんなのはムリに決まっている。

あれ??8個に減ってる?
20個だったはずなのに、なんとハードル下げてくれてる!(笑)
8個ならイケる!
オタク気質なので屋内は大丈夫。2つといわず4つくらいいけそうだ。
問題は「屋外」と「グループ」だな。ハードル高いけど、ちょっと考えてみよう。
ベタだけど、クラフトビールを楽しむ会とかやろうかな。ワインあんま飲めないし。

というわけで、今年は「可動域を広げる」ためにいろんなことにチャレンジしていきたい、と強く思いました。
同じような状況の40歳前後の方、一緒に可動域、広げましょう!

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