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せっかくのやる気を無駄にしない!定位置を決めて、大人も子どもも『やりたい』気持ちを後押し

この「声の文字おこし」というマガジンは、音声プラットフォーム『Voicy』にて声でお伝えしている内容を文字おこししています。声の方がより温度感が伝ってくるかと思うので、よかったらVoicyでも聴いてみてください。文字で読みたい方は、マガジンのフォローをしていただけるとうれしいです。

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今回はですね、Voicyさんの今日のテーマが『#定位置を決めよう』だったので、これに乗せてお話させていただこうかなと思います。

タイトルを“せっかくのやる気を無駄にしない!定位置を決めて、大人も子どもも『やりたい』気持ちを後押し”と決めてみました。

今回は、収納の意味での物の定位置について、わたし自身の子どもの頃の経験だったり、わたしは3月末まで4年間保育士をしていたんですけど、その経験も踏まえて、 特にお子さんと一緒に暮らしてる方に聞いていただきたいなと思いつつも、子どもにもわかりやすいっていうのは、大人にもわかりやすいに繋がるので、全ての方にぜひぜひ聞いていただきたい内容になるかと思います。

最後までお付き合いいただけますとうれしいです。

収納や片付けの意味で定位置を決めた方がいいよって言われると、「まあそうだよね」って、「そうだろうな」って思う方がほとんどかなと思うんですけど、その定位置について、 こう決めると大人にも子どもにもいいよっていう話を、わたし視点でお伝えできたらなと思います。

わたしが働いていた保育園は0,1,2歳児の19人定員の小規模の保育園だったんですけど、おもちゃの収納はジャンルごとに分けて、 そのおもちゃの中身を写真を撮って印刷して、その入れている箱につけるのと、その箱を置く場所の下に貼るっていうのをして、

子どもにとってもわかりやすくって、自分で片付けもできる力に繋がったりとか、出すときもここにあるってわかってるから、使いたいときに使えるっていうことで、そういう風にしていました。

そんなふうに、写真とかでわかりやすくされている園は多いかなと思いますし、その保育園・幼稚園・こども園に限らず、そういう子どもが一緒に遊んだりする場所、児童館だったり他の施設だったり、 そういう場所でもそういう方法を取っているところだったり、おうちでも取り入れてるっていう方も多いかなと思います。

子どもにとってもわかりやすいんですけど、わたしが保育士として働いている視点で言うと、保育園って他の園からヘルプで保育士さんが来てくださるときがあって、ヘルプで来てくださると勝手がわかっていなかったり、おもちゃ、これはどこに片付けるのかっていうのがわからないので、大人にとってもそういう表示があることで、ここに入れたらいいんだっていうふうにすごくわかりやすくって、

物の定位置が決まっているかつそれが分かりやすく表示されていることって、子どもにとっても大人にとってもいいなっていうふうに感じていました。

そして、わたしが子どもの頃を振り返ってみると、わたしはちっちゃいときから絵を描いたり、物を作ったりっていうことが好きで、その好きがずっと続いていて、現在はイラストレーターとして活動しています。

その好きの原点はやっぱり子どもの頃にあって、わたしが家で絵を描きたいなとか、 ちょっと工作したいなって思ったときに、ふわっとその気持ちが湧いたとき、そのまま自分で取りかかれるようにっていうことで、わたしの親が道具や素材をわたし自身が取り出しやすいように、ジャンルごとにボックスに入れて分けてくれたりとか、

あとは、描きたいだけ描けるように、コピー用紙をどんと買ってくれて、それを引き出しにもうそれしか入っていないっていう状態で、すぐに取り出して使えるっていうふうに工夫をしてくれていたっていうのも、わたしの好きが今もずっと続いているっていう大きな要因だったなって、今振り返ると思います。

子どもの頃に、「あ、やってみたい!」って思ったときに、すぐに自分で取り出せるような定位置が決まっていて、しかも取り出せる場所っていうのは、もちろん子どもにとってもいいし、大人にとってもいいことがあるなって思うんですよね。

例えば、子どもが「〇〇したいからあれ出して」とか、「ハサミどこ?」って、そんなふうに物について尋ねたりとか、あれを取ってとか大人の方に許可を取ったりとか、どこか聞いたりとか、そういうやり取りが 減らせるし、

それに対応している時間をできるだけなくせると、お互いにとってストレスがなくなるなって思います。

大人もすぐに対応できるときばっかりじゃないので、「ちょっと待って」とかそういうふうに些細なことでお互いにとってちょっとストレスが溜まっちゃったりとか、そのちょっと待ってもらってる間に、子ども自身の「やりたいな」って思った気持ちが、「まあいっかな」ってなっちゃったりすることもあるかなと思うので、

すぐに使えるように物の定位置を決めるっていうのは、子どもにとっても大人にとってもすごくいいことだなとすごくすごく感じています。

ここまでは子どもと暮らす中での定位置についてのお話をさせていただいたんですけど、大人に当てはめてみると、置き換えて考えてみると、わかりやすいところもあるかなと思って、1つ例に出してお話をすると、

ヨガをやりたいなって思ったとするじゃないですか。それで、ヨガマットは家にあると。そのヨガをしたいっていう気持ちがあるのも確かで、ヨガをしようと思っている家の中の場所から離れた部屋の押し入れの奥のすごく出しにくいところに、ヨガマットをしまっていたら、

「あー、今からヨガしようかな」って思ったときに、 「あー、ちょっとめんどくさいな、やめとこうかな」って思ったりとか。まあ、それで出そうとしても、そこにちょっと手間がかかっちゃったりとかして、なんかちょっとストレスを感じちゃったりとかするかなと思うので、

その物の定位置を決めるっていうこととその定位置の場所は、その使おうと思っている場所から離れていないかとか、取り出しやすいかっていう部分をちゃんと考えておくっていうのは、 これも子どもにとっても大人にとっても、心地よい暮らしに繋がったりとか、小さなやりたいことをすぐにできる、 せっかく湧いたやりたい気持ちを大事にすることに繋がるなと思いました。

今回は、“せっかくのやる気を無駄にしない!定位置を決めて、大人も子どもも『やりたい』気持ちを後押し”というテーマでお届けしました。いかがでしたでしょうか。

みなさんの暮らしのなにかヒントやきっかけになれたらうれしいなと思います。

子どもに関する話は他の回でもお届けしているのと、この間、 片づけ遊び指導士のアリカさんと生放送で対談(2023年6月)させていただいたアーカイブの放送が#87の回になるんですけど、

その回でも子どもに関わるお片付けの話とかさせていただいたので、まだ聞いてないよっていう方、もしよかったら合わせて聞いていただけるとうれしいです。

こはらなつでした〜!それではまた〜!

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