01_養護学校を卒業しました!【誕生編】
こんにちは、イラストレーターのアキタヒロミです。
足の疾患の治療のため療育センターに入院、養護学校で過ごした2年間。
振り返ると、今の私を形作るのに多大な影響をあたえてくれたあの頃のことを、思い出しながら綴っています。
私が経験したのは、もう30年以上も前のこと。
医療も、環境も古いお話になりますが、当事者の方、支える家族の方の気持ちがちょっぴり楽になったり、何か少しでもお役に立てるようなものになると嬉しいです。
私の足の状態と、今までの治療について
◾️生後3ヶ月健診で先天性股関節脱臼の診断
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◾️生後7ヶ月 ギプス、リーメンビューゲル(装具)で治療。
後遺症として臼蓋形成不全、変形性股関節症
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◾️10歳まで経過観察で月1回通院
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◾️11歳、12歳 2年間で3回の手術。
療育センターに入院し、廊下で繋がった養護学校に通学。
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◾️中学入学のタイミングで退院しましたが、完治はせず。
療育手帳には「当分若いうちは痛みなく歩ける見込みです」と書いてあります。
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◾️その後、無理をすると痛むこともありますが、今のところ日常生活はとく不便なく過ごしています。
1.生まれた時のこと
生まれた時は呼吸をしておらず、看護師さんが足を持って逆さにし、お尻をペンペン!でやっと産声。
直後はバタバタしていて、翌日少し時間をおいて計測された体重で3,900g!
生まれてすぐに測っていたら4キロ超えていたんでは!?という疑惑も・・。
大事をとって一晩、保育器に入れられていましたが、まわりは低体重の小さな赤ちゃんばかり。
そのなかで、ビッグベイビーな私。
ドーン!!とすごい存在感だったそうです。
2.生後3ヶ月健診
生後3ヶ月の健診で「先天性股関節脱臼」の診断。
遺伝もあるこの疾患。
私の父方・母方の祖母、2人とも高齢になってからですが、人工股関節にする手術をうけています。
どうやら私は、股関節疾患のサラブレッドとして誕生していたようです。
3.治療スタート
診断が出てからすぐに治療がスタートしました。
ギプスや、リーメン・ビューゲルという装具を使っての固定。
だいたいの赤ちゃんはこれで治りますが、何割かの子は完治せず・・
その何割かに見事当選(!?)し、その後もこの疾患とのお付き合いすることが決定しました。
装具をつけていても、ソファーに登ったり、障子をプスプス指で破り、腕で破り、枠を破壊して通り抜けるなど・・元気いっぱいの赤ちゃん時代を過ごしていたようです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は、【通院編】へと続きます。
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