土曜日は「注目記事とヒント」を書いています。
Web上でたくさんの記事を読んで、これはと思う記事はfacebookでシェアしています。しかし、facebookは検索がしにくいので、少し経つとそのまま忘れ去られてしまいます。ここでは、facebookのタイムラインでシェアした記事を読み返してみて、再びピンときた記事を取り上げて、そこからのヒントを書いてみたいと思います。
今日取り上げるのは次の3つの記事です。
01 子どもが成功した親の子育て話を信じるのはあまり意味がない
無藤先生のfacebookの記事です。
>>以下、facebook公開記事からの引用
<<以上、facebook公開記事からの引用
それにもかかわらず、子供を東大に入れた親の話が受けるのは、印象が強いからでしょうね。人はデータよりも事例と物語を見る。しかし、典型事例にならない大多数の親の子育てについて検討して行きたいと私は思っています。その文脈で、アドラー育児が無理をしない、成長を促す育児の土台になるようにプログラムを作って行きたいですね。
そのキーワードは、じゃまをしないこと、折り合いをつけていくこと、子どもを信頼し尊重することといったところにあるのではないかと考えています。
02 面接からジョブオーディションへの移行
>>以下、記事からの引用
<<以上、記事からの引用
ほとんど信頼性・妥当性のない面接試験をやめて、リアルな場面を設定してオーディションをしようという動きが始まっています。インストラクショナルデザインで言えば、ペーパーテストではなく、現実場面における「パフォーマンステスト」をしようということです。
そうなると、それはインターンシップで仕事を手伝ってもらって、そこでのパフォーマンスを見るのが早い、ということになるわけですね。
03 仮想通貨を使った働き方革命を「ゲームの目盛り」という視点で見る
>>以下、記事からの引用
<<以上、記事からの引用
企業内の仮想通貨は、ゲーミフィケーションの一例です。重要なのは、日々のカウントされない業務が仮想通貨によって可視化されるというところにあります。ゲームであるためには、ひとつひとつの細かい作業に目盛りが振られている必要があります。それを実現したのが仮想通貨ということになります。そのことによって普段は意識されない細かい作業に価値がつけられるのです。それは、その場しのぎでやり過ごそうということを抑制することになります。
これは、うまくいっていないケースが多いと聞く「業績評価」という「大雑把な目盛り」に対するアンチテーゼということです。この文脈で、授業の成績や、研修の成果、学習ポートフォリオ、業績ポートフォリオといった領域で応用できるかもしれません。